今日の記事のタイトル、ジャーニーだ。
新たなる旅路 - Never Walk Away / Journey - ROCK FREAK(ロック三昧)
現実のほうもついにJリーグが開幕。
以前このブログで「FMプレイヤー、現実ではちょっぴり冴えないクラブを応援してる説」という大変失礼な持論を書いたのですが、
我が東京ヴェルディは、まだ2節消化しただけとはいえ、意外や(?)割と冴えた戦いぶりを披露しておりまして、
幸か不幸かFootball Managerの世界線に逃げ込みたくなるようなこともありません(笑)
DAZNで映像を冷静に見ると、まだまだ粗も多く修正の余地を多々残すチームには思えますが、味スタで観たチームの姿は、そんな細かい欠点など吹き飛ばすくらいの熱量に溢れていて、とにかく試合時間の経過が早く感じました。これは対戦相手の栃木が好チームだったことも大きな要因ですが。
いやはや、前監督の築いた下地をうまく活かしつつ、同時に彼によって掛けられた足枷から解き放たれたような、ここ数年のスタイルの「いいとこどり」みたいになっておりますが、果たしてこれは堀監督の手腕によるものなのか、はたまた偶然の産物なのか。
このエネルギッシュなスタイルを支える若手選手たちの更なる台頭も含め、ワクワクが尽きないシーズンとなりそうです。いや、なってほしいもんよ(笑)
さてさて、前置きが長くなりましたが、
こちら、ワタクシ緑がちるのFootball Manager内でも、現実の1年先を行き2023年シーズンが開幕しました!
シーズン前の選手紹介はこちらの記事で。
なお、選手たちの契約更新もさることながら、緑がちる監督自身の契約も今シーズン末までとなっておりました。
昨シーズンJ1で最後まで優勝争いを演じた立役者である僕に対して、理事会も三顧の礼を尽くして(たぶん)契約更新のお伺い。
提示された条件は年俸2260万円の4年契約。いや、これせいぜい一顧の礼止まりだな
「おうおうManager of the Year様に助っ人ラファエルさんとほぼ同じ年俸提示かよ、ちょっと舐めてんじゃねえの」と内心で毒づきますが、潤沢とは言えないクラブの財政状況も把握しておりますので、言い値で(いやなんならちょっと金額下げて)サイン。2026年シーズンまで愛するヴェルディで指揮を執ることが決定しました。ま、クビにならなければね?
選手やスタッフの契約と同じく、自分自身の契約でも色々と条項をつけられるのですが、面倒くさいので特に何もつけず。
「理不尽なクラブのビジョン押しつけを突っぱねられる権利」とか「理事会とケンカしてクビを言い渡されても、一回だけ土下座して仲直りできる権利」とかあれば絶対つけるので、早く実装してくれ開発チーム。ってか、理事会さんなんですぐにセットプレーを最大限に活用したがるん?
さて、契約更新も済ませ、気持ち新たに新シーズンの船出!
まず最初に迎える公式戦は、
1/31(火)ACLプレーオフ:BGパトゥム・ユナイテッドFC戦。
もともと”バンコク・グラスFC”という名称だったタイのクラブです。ヴェルディ絡みだと過去に滝澤邦彦が在籍していたり。セレッソ大阪ともパートナーシップを結んでいるようですね。
まだキャンプ真っ只中のコンディションが整っていない時期であり、今年からフリーで加入する選手に至ってはまだチームに合流していない(前チームとの契約が1月末まで残っているため)状況でしたが、
昨シーズンに引き続き絶好調の新エース高田颯也が2ゴールを沈め、2-1で何とか勝利をおさめます!!
これにより、無事ACLグループステージに駒を進めることになった我らがヴェルディ。
なお、ACLのレギュレーションにより、(アジア枠を除く)外国人選手は3名しか登録できません。
我がチームには現在GKマテウス・DFブエノ・FWイスマイラ・FWラファエルと4人のブラジル人が在籍しておりますが、ちょうどケガをしてしまっていたことと、若原という優秀な若手GKが来たこともあり、マテウスは登録メンバー外に。ただ、本人は激しく不満を漏らしておりました・・・申し訳ねえ。
そんなこんなで、プレシーズンは負けなしでシーズンに突入!
まずはACLのグループステージが幕を開けます!
2/21(火)ACLグループステージ第1節:ホームでのブリーラム・ユナイテッドFC戦。
日本のサッカーファンにも馴染みが深い、タイの強豪クラブですね。現実では鹿島や大宮を率いた石井監督が現在指揮を執っています。
ブリーラム、一度出張のついでに行ったことあるけど、マジでど田舎なんすよね。んで、賑わいもない場所を車で進むと、なぜだか欧州仕様の超立派なスタジアム”チャーン・アリーナ”がドーンって出てくる。初めて来た方はいろんな意味でびっくりすると思います。
この試合では、新システム3-1-4-2を導入。現在のメイン戦術である3-4-1-2は、実力で上回る対戦相手を想定したカウンター戦術ですが、ある程度我が軍も戦力が揃ってきましたので、より前がかりでアグレッシブな戦術もオプションとして加えておきたい、という意図があります。
スタメンのうち、GK若原、AMF小泉、CFW高木大輔が新加入となります。
試合は前半14分、RWBの藤谷が裏に蹴り込んだボールに、CFW高木大輔が反応・・・
見事ゴール左隅に流し込む!!
が、これは惜しくもオフサイド。先制点とはなりません。
東京V0-0ブリーラム・U
しかし、チャンスは再び訪れます。前半36分。
AMF石浦から放たれた低弾道のボールにダイレクトで反応したのは、またしても高木大輔・・・!!
今度はオフサイドなし!!ゴールが認められます!!!
誰よりも緑を愛したこの男、2017年以来の東京ヴェルディでのゴールを記録。喜びを爆発させる高木大輔。緑がちる監督の目にも涙。
東京V1-0ブリーラム・U
後半40分にブリーラムのYoyoei(架空選手)がゴールネットを揺らすも、これはオフサイド。ヴェルディ、危うく難を逃れます。
試合はこのまま終了。東京ヴェルディ、ACLでの勝利はチーム史上初!!幸先の良いスタートを切りました!!!
東京V1-0ブリーラム・U
2/25(土)の開幕戦で対戦するのは、昨シーズン15位と辛くも降格を逃れた大分トリニータ。
思えば昨年の開幕戦も同一カード。その際は1-1でドローという結果でした。今年の開幕戦はどうなるのか。
この試合では慣れ親しんだ3-4-1-2に戻したヴェルディ。
LWB荻原がケガで離脱中のため、新加入の中野が早速スタメン。また、CDFのブエノも昨シーズンの出場停止が残っていたため、こちらも新加入の三國ケネディエブスが新天地デビューを飾ります。
2023シーズン、開幕です!キックオフ!!
開始わずか2分、強引にバイタルエリアに侵入したCFW高田から、CFWラファエル→CMF山本理仁と細かく繋ぎ、最後にネットを揺らしたのはOMF高江!!
・・・しかしこれはオフサイドの判定。
東京ヴェルディ、ACLに続き、またもファーストゴールをオフサイドで取り消される形に。
前半24分にも、敵陣を深くえぐった新加入のRWB原から高精度のクロス、これにCFWラファエルが合わせるも、ボールはクロスバーを叩きます。
前半は終始ヴェルディが攻め立てるも、大分も持ち前の粘り強い守備で得点を許さず。スコアレスのままハーフタイムを迎えます。
後半はお互いなかなか決定機が作れず、刻々と時間が経過していきます。
試合終了間際の89分には、CFW高田が裏抜けから決定機を作るも、大分GKポープウィリアムが見事1vs1の場面をセーブ、最後まで得点を許しません。
試合はこのまま終了。昨年と同じく、またも大分相手にドローでの船出となりました。
東京V0-0大分
振り返ってみると、
昨年の開幕戦でも、こちらのシュート20本/大分のシュートわずか2本で1-1のドロー。
そして、今年の開幕戦もこちらのシュート17本/大分のシュート4本でスコアレスドロー。
うーん、彼らのしたたかな戦いぶりにまんまと付き合ってしまっている形ですね。
高田とラファエルのレギュラーFW2人は既に十分すぎるほど働いてくれてますが、やはりこういう試合をFWの力で勝ちきれるようにならないと、タイトルなんて夢のまた夢よなあ…。
そういう意味では、早速結果を残した高木大輔のさらなる奮起にも期待したいところです。
・・・何はともあれ、リーグ戦とACLの二足の草鞋が続きます。
過密日程に耐えうる陣容は用意できたはずなので、現実よろしくこちらでもさらなる新星の台頭を期待したいところですね!
では。
おまけ
昨年躍進を果たした我が軍、開幕戦もさぞ盛況だろうと思ったら、入場者数は相変わらずの1万人割れ。悲しい。