緑がちる

緑はいつか散ります。でもまた実るものです。東京ヴェルディ&FM日記

「アジアの壁を越えて」 Football Manager日記 Vol.49

こんにちは。

 

まずは現実のサッカーの話から。現在AFCチャンピオンズリーグACL)2022が開催中ですね。

 

今年のACLはコロナの影響により、グループステージ・決勝ラウンドともに、対戦する各チームが一つの拠点に集まり、約2週間で6試合をこなすという”集中開催”形式となっているのですが、

ACLと縁遠いJ2チームのサポなんぞをやっている部外者の身からすると、この形式が結構楽しいというか、ありがたいというか。

 

今までのACLって、リーグ戦の合間に日程がねじ込まれているので、各チームの経過をちゃんと追っかけることができず、なんだか知らない間に大会が終わっていたっていうイメージがどうしてもあった(当事者からしたら全くそんなことないんだろうけど、部外者なので許してネ)のですが、

このように別枠の日程でまとめられていると、進行状況の把握が容易になるので、部外者の僕でさえもやはり観戦の熱量は上がりますね。Jチームはもちろんのこと、対戦相手の特色もある程度見えてきたりして、なんだかスポーツイベントがひとつ増えたような感覚になっています。あとロティーナと潮音はマジで結果を残してほしい。

 

まあ、ホーム/アウェイの概念がないのに、各チームが2回ずつ対戦する必要があるのか?とか、中立地での開催じゃないぶん、開催地をホームとするチームが有利すぎないか?とか、疑問もあるにはあるけどね。

川崎フロンターレがいるグループIなんかは、マレーシアのジョホールバルでの開催となっていますが、”要塞”で戦う地元チームのジョホールが、現在グループ首位に立ってたりするし。

そもそも2週間で6試合というのも、えげつない過密日程ではありますけどね。

まあ部外者が何を言ってもねえって感じですけどね(笑)

 

自虐的に部外者部外者と繰り返してしまいましたが、ゲーム内では違います。

Football Manager内の世界では、ワタクシ緑がちるが率いるヴェルディACLに参戦中。立派な当事者なわけですよ!!!

というわけで、前回

の続き。

我がFM内でのACL話でございます。

 

2022年のJ1リーグで4位という成績を収め、ACLへの参入権を勝ち取った我らがヴェルディ

予選プレーオフを勝ち抜き、上海申花(中国)、ブリーラム・U(タイ)、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFC(豪州)と同組のグループGに振り分けられたヴェルディですが、

古巣に帰還した高木大輔の3戦4発という大活躍ぶりもあり、ここまで2勝1分。グループ首位をキープしています。

 

リーグ戦と並行して開催される過密日程となりますが、このために選手層もきっちり拡充しています。

幸いここまで負傷者も少なく、余裕をもってローテーションを組める状況。

さて、念願のグループリーグ突破はなるでしょうか。

 

まず、リーグ戦でガンバに勝利を収めてから中2日、

4/4(火)ホーム味スタにウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCを迎えた一戦。

前回アウェイでの対戦時は、高木大輔のゴールで先制するも、元コートジボワール代表のボニーにゴールを許し、1-1のドローに終わっていますが、

この試合は違いました。

 

まずは前半43分、RSBの原からの良質なミドルパスにいち早く反応したのは、ACL男”高木大輔

裏抜けからのGKとの1vs1を冷静に沈め、ヴェルディが先制点を奪います!

大輔は前回のシドニー戦でも、RSB藤谷からのパスから得点を挙げており、十八番のフィニッシュパターンとなっていますね。

東京V1-0シドニー

 

シドニーも負けじと反撃。

直後の44分、元ドイツ代表のRSHニコライ・ミュラーが蹴ったCKに、190㎝の長身RSBホフマンが頭で合わせ、すぐさま同点に。

東京V1-1シドニー

 

後半はホームのヴェルディが攻勢を強めるも、屈強なシドニー守備陣の壁を越えられません。

それでも82分、敵陣スローインの流れから、この日は4-3-1-2の3列目でメッツァーラ起用をされていた10番の石浦の折り返しを、

17歳のOMF三原が豪快に沈め、ついに勝ち越し!!

東京V2-1シドニー

 

さらに試合終了間際の90+3分には、

カウンターの流れから裏一発、途中出場の19歳CFW根本が冷静にシュートを流し込み、勝負あり!!

 

下部組織出身の若手が躍動し、ホームで難敵相手に見事勝利を飾ります。

東京V3-1シドニー

三原や根本に加え、最終ラインの佐古や中野もまだ10代。
若手の突き上げが起爆剤となり、ACLでも好調を維持できている。

その後、リーグ戦3試合(VS清水、鹿島、浦和)を1勝2分で切り抜け、

 

4/18(火)ブリーラム・ユナイテッドFCとの試合を迎えます。

敵地での一戦。この試合に勝利すると、ヴェルディのグループリーグ突破が決まります。

アグレッシブな戦いを志向する3-1-4-2で臨みます。
絶好調の高木大輔はもちろんスタメン。

今回も相手メンバーには細貝の名前が。
試合を裁くのは名審判イルマトフ氏。

この試合、ホームの大観衆を味方につけたブリーラムに、前半から主導権を握られる展開に。カードも厭わない激しいプレスに苦しみ、ヴェルディも思うようにチャンスを作れません。

前半36分には、オーストラリア代表のブランドン・オニールのフリーキックから、

最後は17歳の俊英アタッカー、スクチャイ(生成選手です)にヘディング弾を叩き込まれ、先制点を献上します。

ブリーラム1-0東京V

 

エンドが替わった後半になっても、ブリーラムにペースを握られます。

54分にはブラジル人CFWマイコンボルトがヘッドでシュートを放ちますが、わずかに枠の外。

 

押し込まれる展開を打開すべく、緑がちる監督は温存していた山本理仁と石浦を投入し、布陣を4-3-1-2へ変更。

すると71分、山本理仁のサイドチェンジを受けたLSB川井が、中の状況をよく見て右足で丁寧なパス。

そして、それをダイレクトで豪快にゴールに叩き込んだのは、またも17歳の超有望株、トップ下の三原でした!!

東京ヴェルディが同点に追いつきます。

ブリーラム1-1東京V

 

その後も攻撃の手を緩めないヴェルディ

81分、RSB原が相手最終ラインとGKの間を狙いボールを蹴り込むと、

途中出場のCFW根本が見事反応し、逆転弾をゲット!!!

シドニー戦に続き、三原と根本という若手アタッカーが躍動し、土壇場でゲームをひっくり返します。

ブリーラム1-2東京V

 

試合終了間際には、カウンターから大ピンチを招きますが、

相手のシュートがジャストミートせず、守護神若原がキャッチングに成功。ゴールを割らせません。

試合はこのまま終了。

ブリーラム1-2東京V

 

我らが東京ヴェルディ、見事アジアの壁を一つ越え、

ノックアウトステージへと駒を進めることになりました!!

両軍合わせて9枚のイエローが出る荒れた試合に。

こちらが、現在のグループGの順位。

 

リーグ戦とはがらっとメンバーを入れ替えてACLに臨んでいましたが、

J3での活躍ぶりを見て獲得した高木大輔や、フリーで獲得した若原といった新加入組の活躍、そして三原や根本ら若手の急成長もあり、とてもポジティブな戦いを見せてくれました。

ゲーム内生成選手の三原。ここに来て急成長中です。
早くも引き抜きのオファーが怖い。

GKマテウスやCDFブエノ、そしてCFW高田やラファエルといった主力級を温存したうえでのGL突破は、本当に価値があります。

 

次の上海申花戦は消化試合とはなりますが、我が軍の選手には更なるアピールを期待したいところ。

 

ちなみに、今回はさくっと流してしまいましたが、

リーグ戦も未だに1敗のみと好調を維持しており、現在川崎に次いで2位につけています。

二足の草鞋を履くチームですが、選手層の充実ぶりを表すここまでの結果には、選手獲得のタクトも振るうワタクシ緑がちるも鼻高々。

そういえば、”アジアの壁”といえばこの人、井原氏がヘッドコーチを務める柏レイソルは、未だ勝利なしと苦しんでいます。
FC東京レアンドロ以外の得点源が不在なのが響いている様子…

次節はその川崎と直接対決。

3連覇中の絶対王者が相手ですが、ACLでの勢いそのままに、何とか勝利を掴みたいところです・・・!!

 

では。