緑がちる

緑はいつか散ります。でもまた実るものです。ヴェルディ&FM日記(予定)

「点取り屋の矜持」 Football Manager日記 Vol.47

いよいよ開幕した我が東京ヴェルディの2023シーズン(in Football Manager)。

 

前回の記事でお伝えした通り、

一足先に開幕したACLでは、タイのブリーラムユナイテッド相手に1-0で勝利を収めるも、続くJ1開幕戦では大分トリニータスコアレスドロー

まあシーズン始まったばっかりだしあんまりグチグチ言っても詮無きことではありますが、それにしてももう少し得点がポンポン入ってくれると、監督の采配もらくちんってもんなんだけどねえ。どうすか、FW陣の皆さん?

 

現チームのNo.1点取り屋といえば彼、今シーズンから背番号9番を背負う高田颯也

大宮アルディージャからヴェルディ掻っ攫われた加入した昨シーズン、リーグ戦30試合16ゴールと大ブレイクを果たしました。

抜群のスピードとドリブルスキルを活かし、独力でゴールを奪うことができる彼のおかげで、我がヴェルディの戦術が成り立っているといっても過言ではない。

これだけの活躍ぶりを見せてしまうと、怖いのは上位クラブからの引き抜きですが、今のところ興味を示しているのが湘南だけでちょっとほっとしている。ベルマーレ相手なら正式オファーがきても何とか引き留めできるやろ

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そしてこちらも欠かせない存在、昨夏ブラジルからやってきた背番号11ラファエル

抜群の決定力、とまではいかないものの、フィジカルにもスキルにもまずまず恵まれた頼れる助っ人。我がチームではその献身性を買って、毎試合最前線から猛プレスを仕掛けてもらってます。プレイ特性にある「オーバーヘッドキック」はまだ見たことないっすね。見たいっすね。

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もう一人の助っ人が、ナイジェリア人ストライカーのイスマイラ

なんか俺ちょくちょくこのブログで「ブラジル人助っ人」とか書いてた気がするけど、京都加入時に”ウタカの同胞”ってことでも話題になってたし、そんなはずねえわな。すみません。

188cmの長身を武器に昨シーズン序盤は得点を量産しましたが、ラファエルの加入後は控えに回っています。とはいえ、本人もパワープレー要員に甘んじる気はさらさらないでしょう。ACLでは優先的に起用すると決めているので、そこで結果を残してほしいところ。

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そして、今季から加入したのが、みんな大好き高木大輔

しつこいくらい書きますが、今でも大輔がヴェルディに残留していた世界線は夢想してしまいますね。あれほど生まれ育った緑色のユニに誇りを持ち、その闘志をピッチ上で表してくれた選手はいなかったので。まあ、叶わぬのならゲーム内で叶えてしまえ、というので獲得したのですが(笑)

選手層の薄さを補うポリバレント性も魅力。

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さてさて、彼らFW陣のエンジンが温まってくるのを期待して、シーズンを進めていきましょう。

 

まずは2/28(火)ACLグループステージ第2節:ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCとアウェイの地で激突します!

かつて小野伸二が所属していたこともあり、日本での知名度も高いチームですね。ってか、現実ではジャック・ロドウェルが加入してたのには驚いた(笑)僕が海外サッカーにどっぷり漬かっていた時代のトッププロスペクトだったよ。奥様がシドニー出身って縁もあって、Aリーグへの挑戦を決断したみたいですね。

ゲーム内の世界線上でも、見たことある「点取り屋」の姿が。その名は「ウィルフリード・ボニー」。かつてハーフナーマイクや安田が所属していた時代のフィテッセで大暴れしてましたよね。こちらも懐かしい…。

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ゲーム内では3か月後に引退予定とのこと。最後の勇姿を見せられるか

ACL用に選手自体は多めに確保しており、スタメンもガラッと入れ替え。

この試合で2トップを組んだのはイスマイラと高木大輔でしたが…

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前半13分、

RWB藤谷からの縦一本のパスにいち早く反応した高木大輔が、冷静に相手GKの動きを見極めてフィニッシュ!!

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これで大輔は、ACLの舞台で2戦2発!!J3得点王を獲得した勢いそのままに、帰ってきたヴェルディでも躍動しています。

 

しかしその10分後、世界最高峰の舞台でも得点を重ねてきた”点取り屋の矜持”、

CFWボニーがセットプレーの流れから抜け目なく押し込み、シドニーが同点に追いつきます!!

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結局この試合で生まれたゴールは、両者この1つずつ。ドローという結果に終わります。

 

シドニー1vs1東京V

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この試合は、中盤の底でプレイした平野が出色のパフォーマンス。移籍2年目にして真価を発揮してきたか。
新加入のCDF三國はまだ順応に苦しんでいる感も。

二足の草鞋のシーズンは忙しい。シドニーからとんぼ返りしてすぐの週末、

3/4(土)今度はJ1第2節:柏レイソルとのアウェイゲーム。

過密日程を考慮し、スタメンはシドニー戦から8人を入れ替え。

今度は高田とラファエルの2トップで試合に臨みます。

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この試合、ついにヴェルディ攻撃陣が爆発。

序盤から柏のロングボールを強力3バックが封殺し、波状攻撃を展開します。

柏もGKキムスンギュを中心に耐え抜く時間が続きましたが、

前半終了間際の45分、右サイドのスローインから高田がエリア内に侵入、

柏DF陣の緩慢な対応に付け込み、最後折り返しを流し込んだのはラファエル!!

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彼の今季初ゴールでヴェルディが幸先よく先制すると、

後半に入り58分、今度はラファエルのパスに高田がダイレクトで右足一閃!

目の覚めるようなシュートを叩き込み点差を広げます。

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さらにさらに、試合終了間際の86分にも、

ドリブルで持ち込んだ高田が、またも強烈なシュートをネットに突き刺します!

この驚異的なボール速度には、名手キムスンギュも一歩も動けず。

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・・・これで完全に勝負あり。

2トップの鮮烈な活躍ぶりで、柏を撃破し見事リーグ戦初勝利をあげました!!

それにしても高田のシュート、えげつねえ。

 

柏0-3東京V

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柏のアタッカー陣を零封したCB陣にも高評価。

この2試合で我々のFW陣が見せつけた、点取り屋としてのプライド。

引き続き厳しい日程が続きますが、彼らがゴールネットを揺らし続けることができれば、昨シーズンを超えるような旋風を巻き起こすことも夢ではないでしょう。

高田もラファエルもまだ20代前半ですし、大輔だってまだまだ老け込む年齢ではない。彼らのさらなる成長を楽しみに、シーズンを進めていきたいと思います。

 

・・・

 

・・・

 

で終われたらかっこよかったんだけどさあ

 

3/11(土)第3節サンフレッチェ広島戦では、

両軍合わせて25本のシュートが飛び交う乱戦となりましたが、ホームのヴェルディは決定力を欠きゴールは生まれず。

逆にサンフレッチェは決定機をしっかりモノにし、0-2での完敗を喫することに。

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当然高田もラファエルも、途中出場のイスマイラもいいところなし。

”矜持”とかかっこいいこと言ってる場合じゃなかったわ。ったく。明日は君ら居残りシュート練習やで。

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これでイスマイラは7試合ゴールから見放されていることに…

 

では。