遂に、集大成の3シーズン目も、いよいよクライマックス——
Football Managerというシミュレーションゲームの世界の中で、愛しのチーム東京ヴェルディ(現実ではざあこ♡ざあこ♡今年もJ2でぱっとせず♡オフは選手抜かれてすっかすか♡)を率いる監督人生を綴ってきたこのプレイ日記。
幸いにも、ワタクシ緑がちる監督率いるゲーム内世界のヴェルディは、2021年悲願のJ1昇格→2022年リーグ戦4位と順調なステップアップを見せ、
迎えた今2023年シーズンは、あと2節を残した段階で首位に立ち、1994年以来のJ1制覇まであと一歩・・・という状況。
さらに、ミラクルヴェルディはACLでもまさかの快進撃を見せ、誰も予想だにしなかった決勝進出を果たしました。
ACL決勝の舞台に臨んだチームの結果は・・・前回の記事でお伝えした通り、西アジアの雄アル・ヒラルに敗れ、惜しくも準優勝という結果に終わりましたが、
我々が本当に欲しいものは、J1王者の称号。
”古豪完全復活”を高らかに謳うべく、リーグ戦残り2節を戦い抜きます。
さて、ここで一度、現在地の確認。
まず、現時点で優勝の可能性が残されているのは、
首位に立つ東京ヴェルディ(勝ち点64)、そして2位につける3連覇中の絶対王者、川崎フロンターレ(勝ち点62)の2チームのみ。
9月以降負けなしと、終盤にかけても勢いが落ちない我らが東京ヴェルディ。
残り試合は、味スタでの2連戦(最終節はアウェイ扱いだけど)。最初に迎えるは第33節ヴィッセル神戸戦、そしてラストマッチとなるのは、仇敵FC東京との東京ダービー。彼らの目と鼻の先でシャーレを掲げる瞬間・・・想像するだけでゾクゾクしますねえ!!
一方、川崎フロンターレは、11月に入って下位に甘んじる山形や湘南から勝ち点を取りこぼすなど、ややチーム状態は下り坂。
ラスト2戦は3位セレッソ大阪、そして横浜F・マリノスとの神奈川ダービー。逆転優勝への道のりに難敵が立ちはだかる格好です。
まず迎えるは、11/29(水)第33節ヴィッセル神戸戦。
そういや、この試合のちょっと前に、我がチームの石浦大雅の獲得にヴィッセル興味、みたいなニュースが出ておりました。
ゲーム内でも金満神戸(いや、現実の神戸はむしろもう金満ではないのか…?)、1.7億円の移籍金を出す用意もあるみたいです。ウチの大切な天才司令塔はプライスレスやぞ。とはいえ、このゲームって好条件のオファーが来ると、監督の意思とは裏腹に理事会が売却を決めるなんてケース(昨年の森田がそうでしたネ)もあるので、癪だな。
さて、この試合の3日前に川崎フロンターレはセレッソと戦い、1-0で勝利を飾っていました。ううむ、さすが3連覇中の絶対王者、そうやすやすと優勝は決めさせてくれませんね・・・。
勝ち点65で暫定首位に躍り出た川崎。
仮にヴェルディが神戸戦に敗れると、そのまま順位が逆転してしまいます。
ともすればナーバスさが蔓延しかねない中、プロ2年目のCFW根本がチームメートに檄を飛ばしたようです。いいよいいよ、その熱さ。
そんな神戸戦に臨むイレブンはこちら。
ACLの連戦で疲労が溜まっていた石浦や三原に代え、トップ下には小泉を起用。
気迫が漲っていた根本もベンチに入れたかったのですが、RSBの原がケガ明けなのもあり、SBの控えを厚めに入れておきたかったので、苦渋のベンチ外。
ただでさえSBの消耗が激しいフォーメーションなので、仕方ないですね。
試合は早々に動きます。
前半9分、サイドチェンジで相手を揺さぶったヴェルディ。RSBの原が病み上がりと思えぬ積極的な仕掛けを見せ、ペナ内からグラウンダーのクロス・・・
そのクロスを豪快に沈めたのは、やはり絶対的エース高田颯也!!!
ヴェルディが先制します!!!
東京V1-0神戸
前半21分には、CMF山口蛍のスルーパスから神戸が決定機を得るも、CFWロビーニョのシュートをヴェルディGKマテウスがファインセーブ。
ヴェルディがリードを保って前半を終えます。
そして後半に入り69分、
17歳の超逸材OMF三原が強烈なミドルを突き刺し、ヴェルディに追加点!!!
東京V2-0神戸
その後、76分にセットプレーから、山口蛍のヘディング弾で1点を返されるも・・・
そのまま1点差を逃げ切り、見事勝利を飾ります!!!
東京V2-1神戸
これにより、首位ヴェルディと2位フロンターレの勝ち点差は「2」のまま変わらず。
最終節の優勝条件ですが、
東京V○→そのまま優勝決定
東京V△●→川崎○であれば川崎の逆転優勝がほぼ確定※、川崎△●であればそのまま優勝決定
となります。
※なお、東京V△川崎〇の場合、勝ち点は共に68となり、得失点差が東京V+35(得点68)/川崎+34(得点72)のため、川崎が得失点差で上回る、もしくは同得失点差の場合も総得点で川崎が上回る可能性が非常に高い。ただし、東京Vが4点以上得点のうえFC東京とドロー決着だった場合、その限りではない。
さて、そんなヒリつく展開となった最終節を前に、大ニュースが飛び込んできます。
12/3(水)ヴェルディの絶対的エース高田颯也が、 EAFF E-1 サッカー選手権に出場する日本代表に招集されることが決定。
いやまあ、それ自体は喜ばしいことなのですが、
E1選手権の日程と、死んでも勝たなきゃいけないJ1最終節が、モロ被りなんだよお
ACLの影響で、J1の日程がずれにずれたことにより、E1選手権と最終節がバッティング。
全ての運命が決する最終節東京ダービーに、エース不在で臨まなければいけない状況が確定しました。ふざけんなハセケン(ゲーム内でのA代表監督)、これで負けたら一生恨みかねんぞ・・・
ただまあ、招集メンバーを眺めていたら、優勝を争う川崎フロンターレからは4名、さらにはヴェルディの対戦相手であるFC東京からも2名選ばれているので、これはもう痛み分けってやつかもしれない。
あ、そういえば書くのを忘れそうだった。
12/6(水)に、実は勝ち残っていた天皇杯準決勝vs北海道コンサドーレ札幌戦があったのですが、1-4でぼっこぼこにされ、無念の敗退。
これで残されたタイトルはリーグ戦のみとなりました。
ここまで快進撃を果たしてきた今シーズンに、無冠なんて寂しい結果では終わりたくない。
気を取り直して、2週間後の最終節に照準を合わせ、トレーニングに励みます。
(ちなみに天皇杯はそのまま札幌が制覇しました)
あと、代表で離脱中の高田は、親善試合のクウェート戦で見事A代表初ゴールをマークしたようです。おめでとう!!そのままA代表定着して来いよ!!こっちはトロフィーとともに君をお迎えできるよう、頑張るからな!
・・・
そして、いよいよ決戦の日。
・・・
試合前の報道も、熱を帯びる。
12/16(土)第34節FC東京戦。
全てが、決まる。
運命の一戦で採用したのは、慣れ親しんだ4-3-1-2のフォーメーション。
GKはJ2時代からチームを支え続けた助っ人、マテウスヴィドット。
CDFはJ1での躍進に大きく貢献したブエノ、そして今季新加入、後半戦からいよいよ本領を発揮しだした、三國ケネディエブス。身体能力自慢の2人が防波堤となる。
RSBは同じく今季新加入、前節もケガの影響を感じさせない高パフォーマンスを発揮した原輝綺、LSBは加入後1年半、ヴェルディの左サイドの矢となった荻原拓也。
中盤の底には、加入後半年で既にゆるぎない地位を確立したバランサー椎橋慧也、
脇を固めるは、抜群の運動量でチームの攻守の要となった小西雄大、
トップ下にはヴェルディユース最新作、天才18歳の三原貴匡。
最前線は、誰よりも走る献身的なナイスガイラファエル、そして帰ってきた緑の魂、高木大輔。エースの高田が不在だろうが、この2人が揃えば、瓦斯に負けるはずがない。
前回5月の東京ダービーでは、1-2と屈辱の敗戦を喫した我が軍。
リベンジを果たし、彼らの眼前でトロフィーを掲げたいところ。
さあ、舞台は整った・・・
東京ダービー、キックオフ。
開始6分・・・
2トップの激しいプレスでボールを追い込み、センターサークル付近でボールを奪取したCFW高木大輔が、そのまま独走し、右足一閃・・・!!
強烈なシュートがサイドネットを揺らす・・・!!
東京ヴェルディ、誰よりも熱い緑の魂を持つ男、高木大輔のゴールで先制!!!
F東京0-1東京V
屈辱の先制点を許したFC東京も、すぐさま反撃を見せる。
前半22分、素早いカウンターから、最後はRSHの関根がシュートを放つも、これはヴェルディGKマテウスがファインセーブ。
前半26分には、今度はヴェルディがカウンターから決定機を迎えるも、
CFWラファエルのシュートは枠を捉えられない。
そして前半終了間際の43分、
左サイドから仕掛けたLSB荻原に対し、FC東京のRSB中村が不用意なファールを犯し、PKを献上。
キッカーはラファエル・・・
決めた!!決めた!!!コースはばっちりGK小島に読まれてたけど!!!気合で押し込んだ!!!
ヴェルディが2点をリードし、ハーフタイムを迎えます。
F東京0-2東京V
・・・
マリノスがセットプレーから先制し、1-0で折り返した模様。
このままいけば、ヴェルディ〇川崎●となり、ヴェルディの優勝が確定・・・!!
しかし、そう易々と優勝を決めさせてくれるほど、FC東京は甘くありませんでした。
エンド替わって63分、
今日再三右サイドを切り裂いていたRSHの関根が、LSB荻原を抜き去りペナ内に侵入・・・
最後ミドルを沈めたのは、タイ代表のCMFピティワ!!
FC東京が反撃の狼煙を上げます。
F東京1-2東京V
1点差に迫られたヴェルディ、緑がちる監督は逃げ切りを図るべく、運動量の落ちてきた石浦と小西の両CMFを下げ、DMFの山本理仁とCDFのンドカボニフェイスを投入。
高さと守備の強度を担保できる選手を投入し、布陣も5-2-1-2の形に変更します。
ただ、その目論見通りには事は運びません。
76分、5枚並んだヴェルディ最終ラインの隙を伺っていたのがこの男・・・
一瞬で裏に抜け出し、名手マテウスとの1vs1も冷静に沈めたのが、1トップに起用されていたレアンドロ・・・!
FC東京、ここで同点に追いつきます!!
F東京2-2東京V
その後もFC東京に何度かチャンスを作られますが、
途中出場のンドカボニフェイスが鬼神のごときパフォーマンスで、FC東京の攻撃を防ぎます。放り込むFC東京、跳ね返すボニ、またもFC東京のロングボール、跳ね返すボニ。
そして、ついに”その時”がやってきます・・・
アディショナルタイム3分を消化し、主審の今村さんの長い笛・・・
激闘となった東京ダービーは、2-2のドロー決着。
そして、フロンターレはどうなった・・・どうなった??
フロンターレはマリノスに敗北・・・!後半谷口のゴールで1点を返すも、その後マリノスに勝ち越し点を許し、力尽きる・・・
そして、この瞬間・・・
この瞬間・・・
名門・・・
・・・
・・・
復活!!!!!
歓喜の・・・瞬間!!!
ついに成し遂げた快挙。
夢物語と思われた名門再生をわずか3年で成し遂げ、名実ともに一流監督の仲間入りを果たした、緑がちる。
さあ、次なる舞台は、愛するヴェルディを常勝軍団にふさわしい存在にまで育てきるか。
それとも、新たな道を歩むのか。
少し、少し時間をください。
この先の身の振り方が決まるまで、緑がちるはしばし休暇を頂きます。
ひとまず、延べ60回もブログ記事を書かせてもらった、
このFootball Manager上の世界線に、感謝を。
2021年6月から始めて、現実世界で1年半もかけて、
ブログ記事に時間をかけるあまり、なかなか進捗は思わしくなかったけど。
しかし、仮想世界とは分かっていても、やはり、ヴェルディの優勝は、嬉しい。
とても嬉しいです。
これからのFM日記をどうするかについては、おいおい別記事に書こうと思います。
お読みいただき、本当にありがとうございました。
では。