我が箱庭上の2021年J2リーグは第16節まで消化。
辛くも首位をキープしている東京ヴェルディ、しかし5月・6月は更なる強敵が彼らを待ち受ける・・・!
前回
「好事魔多し」Football Manager日記 Vol.11 - 緑がちる
の続き。
さて、今後のスケジュールですが、
第17節:ホーム長崎戦(現在8位)
第18節:ホーム大宮戦(現在3位)
第19節:アウェイ磐田戦(現在2位)
第20節:アウェイ山形戦(現在4位)
第21節:ホーム新潟戦(現在7位)
と、「頼むからさっさとJ1行ってくれやチームたち」との5連戦です。こりゃきついわ。
現在首位につけてはいるものの、タレントの質では正直いずれのチームにも劣っているであろうヴェルディ。
とはいえ、ここでもし白星を積み重ねられれば、一気に昇格戦線をリードする立場を得られるでしょう。
まずは第17節、ホームにV・ファーレン長崎を迎えます。
カイオセザール&秋野のWボランチがチームに安定をもたらし、前線には独力で違いを作れるエジガルジュニオやルアン、ウェリントンハットといった外国人も揃う。
江川や加藤といった若手も台頭しつつあり、まさにJ2屈指のタレント集団といって差し支えないでしょう。ちょっと選手層恵まれすぎててずるくね?
新スタジアム構想も夢がありますよねえ。記事読んでるだけでワクワクする。ちょっと親会社にも恵まれすぎててなおずるくね??
こちらも万全の態勢で長崎を迎え撃ちたいところなのですが…
フリーマン兼CMFの森田くん、練習中に負傷しアウト。
さらには、守護神マテウスさんまで軽症のため、出場できない事態に。
頼れる武闘派CDFのボニさんが戦列復帰したものの、少し苦しい台所事情。
前半から攻撃的な姿勢を崩さず、積極的に攻め立てるヴェルディ。
前半23分、
前半28分には今度は小池が決定機を迎えるも、決めきれません。
前半はヴェルディが15本のシュートを放つも、ゴールネットは揺らせずに終了。
ペナ内までは持ち込めてるんですけど、最後の局面で相手も体張ってきますね…。
そして、いくら攻め込まれていようと、長崎はやはり地力が違った。
後半に入り58分、
終始ボールを支配する中、先制点をくらう展開はメンタル的にきつい!きついっす!!
東京V0-1長崎
その後は徹底的に引く長崎相手に決定機を作れず、
逆に長崎のカウンターを浴びる機会が増えてしまいます。
87分には、
しかしこれはオフサイド!あぶねェ!!
この時間に追加点を決められていたら万事休すだったヴェルディ、なんとか踏み止まります。
東京V0-1長崎
そして迎えた89分、19歳山本理仁が天賦の才を見せる。
この時間帯に針の穴を通すような絶妙なスルーパス!!
ヴェルディが土壇場で追いつき試合終了!!
東京V1-1長崎
最終的なシュート数は、長崎がわずか4本なのに対して、ヴェルディは26本。
これで1点しか取れなかったことは反省点ですが、
一方で負け濃厚のゲームだったのも確か。ここは勝ち点1をもぎとれたことをプラスに捉えていきたいところ。
続く第18節、ホームでの連戦となります。対するは大宮アルディージャ。
現実世界での順位は21位(本日2021/7/24時点)と、どうにも苦しんでいるチームではありますが、
僕のFM世界線では目下3位につけております。
試合は開始早々動きます。
前半2分、
開始早々の不用意な失点。
とにかくボール保持を大事にする戦術が裏目に出てしまいました。どうにも悪い流れを払しょくできないねえ・・・
東京V0-1大宮
しかし、ヴェルディもそう簡単に相手にペースは握らせません。
根気強くボールを保持し、迎えた37分、同点弾を演出したのはまたもこの男。
美しいゴールでヴェルディが同点に追いつきます。
東京V1-1大宮
この同点弾で息を吹き返したヴェルディ。
エンドが代わった後半も攻め立てます。
後半開始早々の46分、
これは明らかなオフサイドでした。凌我は開幕直後のゴールラッシュから一転、ここののところは得点から見放されちゃってますね…
東京V1-1大宮
そして、このぬか喜びの直後、ヴェルディは再びどん底に突き落とされるのです・・・
50分、
今日の2失点はいずれもDFの単純なミスが原因。
もちろん彼等だけを責めることはできませんが、ここで集中を切らすようだとまだまだJ1の舞台は遠い・・・
東京V1-2大宮
この後も戦局は一進一退。大宮の堅い守備陣の前にスコアは動かず、緑がちる監督も内心負けを覚悟します。
しかし、選手は諦めていなかった。ドラマは最後の最後に待っていたのです。
90+1分、
最後の最後で劇的な同点弾が決まります!これには僕も思わずPCの前で声を上げてガッツポーズしてました(笑)
決めたのはベテラン小池。最近調子は下降気味、スタメンを外れていた彼の意地の一発。
ここぞという場面において、積み重ねてきた経験は嘘をつかない、ということですね。
東京V2-2大宮
試合はこのまま終了。
これで2試合連続ドロー、その前の甲府戦も負けていますので3試合勝ちなし。
あまりいい状況ではないものの、2試合連続土壇場で追いついて見せたチームの底力もひしひしと感じられました。
さあ、首位決戦だ!!第19節ジュビロ磐田、アウェイヤマハスタジアムに乗り込みます。
予想に反して、攻勢に出たのは我らがヴェルディ。
・・・
結局このビッグマッチは、ヴェルディが終始攻め立てながらもスコアレスに終わりました。
磐田0-0東京V
決定機を多く作っていたのはこちらだったので、勝ち点3を是が非でも掴みたかったという感情が半分、
圧倒的に選手の質に差がある磐田相手に、よくドローに持ち込んだという感情がもう半分。
いや、ここは「負けなかった」ということがこの先の昇格戦線に大きく寄与すると信じ、
山形新潟との連戦に臨みたいと思います。
ここは出場機会を掴めていないサブメンバーを中心に起用したいところ。
中途半端にレギュラーメンバーを起用した結果、カードを貰って出場停止とかなったら洒落にならないもんね。
チョウキジェ監督が監督の座を追われ、栃木SCの田坂監督が後任として引き抜かれておりました。
ヴェルディの現順位は3位。
開幕前は中位予想だったことを鑑みれば望外の順位といえますが、
ちょっとでも負けが込んでくると、フロントが不穏な動きをしてくるのがこのFootball Managerの世界。
こんなニュースも決して他人事ではないのです。
志半ばで倒れないためにも、継続して結果を残していかなければ、ですね。
では。