長崎・大宮・磐田との3連戦を3ドローで終えたヴェルディ。
前半戦終了まで残り2節、何とか昇格戦線に踏み止まって折り返しを迎えたいところ。
そんな正念場のチームに、ポルトガルから"彼"が帰ってきた——
前回、
「勝てなかった、いや負けなかった」Football Manager日記 Vol.12 - 緑がちる
の続き。
いやはや、もったいぶった書き方をしましたが、
”彼”とか言ってすぐピンとくる方は、ヴェルディサポーターの方か、日本の若手選手に詳しい方くらいかもしれませんね。
現在22歳のMF藤本寛也。ポルトガル1部・ジルヴィセンテへの期限付き移籍から復帰しました。
2020年8月に、レンタルでポルトガルへの移籍を果たした藤本選手。
出身は山梨県ですが、ジュニアのころからヴェルディに所属。U17日本代表では10番を背負っていたレフティです。
もともとは中盤の司令塔タイプの選手でしたが、当時の監督ロティーナがRWGとして彼を抜擢。ジルヴィセンテでも主に逆足の右サイドでの起用をされているようです。
現実世界のほうでは、今シーズンもレンタル延長という形で、ジルヴィセンテでプレーすることが決まっています。なんか今年は背番号10番貰ったらしいね。
このゴラッソを目の前で見てしまった身としては、何としても海外で才能を完全開花させてほしいのですよね。心から応援しています。
私のFM世界線上でも、レンタル延長という形もとれた(本人も「延長に興味あり」だったみたいです)のですが、
我がチーム、「お金が全くない、けど昇格争いのために戦力補強はしたい」という台所事情でございますので、
本人の海外挑戦の夢はいったんお預けにしてもらい、ヴェルディに復帰してもらうことにしました。
付ける背番号は「10」。リアルで10番をつけているパライバさんが、ゲームデータの都合上チームにいませんので、空き番号となっていたのです。
起用予定ポジションは4-1-2-3のRWG。
現在はスピード自慢の山下/スキルに長けた井出を併用しているポジションですが、
ここにレフティの藤本が加わることで、戦術の幅も広がります。
というか、本職トップ下の井出がいまいち今のチームでは輝けておらず、
このままだと夏に放出することも検討せねばいけないなぁ・・・。
ちなみに、Football Managerは現実と同様、出場登録の申請がなければリーグ戦には出られません。
次回登録可能期間は、夏の移籍ウインドウが開く7/17~となりますので、
藤本にはそれまでの1か月半、天皇杯や練習試合でコンディションを整えてもらいます。
さて、前半戦も残すところあと2試合+天皇杯1試合となりました。
第20節:アウェイ山形戦(現在4位)
第21節:ホーム新潟戦(現在7位)
ちなみに、後半戦のスケジュールを確認したところ、対戦相手の順番は前半戦と全く一緒だったので、
今シーズンの最終戦も新潟と対戦することになります。
まずは、天皇杯の振り返りを。味の素スタジアムにJ3のガイナーレ鳥取を迎えました。
「うまい魚とカニならたくさんあるよ」でお馴染み(?)のこのクラブ。実際それで集まったお金でフェルナンジーニョを獲ってきたんだからすごい。
実際境港のカニは、涙出るほど美味しかった記憶があります(もう10年以上前の記憶だけれど)。
1トップを務めるジョアンデルソン(現実では2021年3月に契約解除)は、2013年のブラジルU-17代表に選ばれた経歴があるそうです。そういえば浦和や新潟にいたレオナルドも、最初に日本に呼んだのは鳥取だよね。
しかし、終わってみれば佐藤凌我のハットトリックもあり、4-0で大勝!
上位ディビジョンの貫禄を見せました。
次のお相手はJ1のサンフレッチェ広島。
正直天皇杯に関しては、若手のテストと控え選手のコンディション調整の場としか考えていないので(記者会見ではそんなこと言わないけどね!)、
胸を借りる気持ちで気楽に挑もうと思っています。
そして、こちらのほうがよっぽど大事。第20節のアウェイ山形戦です。
また話が逸れますが、
山形のホームスタジアム「NDソフトスタジアム」のある天童市といえば、
やっぱり「腰掛庵」でしょう。
東北のみならず、全国にその名前を轟かす和菓子屋さん。
ここのわらび餅は、自分が知る限り日本一美味しい代物だと思ってまして。
正直(リアルの)ヴェルディはこのNDスタでもう何年も勝てておらず、
過去に3回ほど足を運んだ僕も、その度「今日はわらび餅を食べに来ただけだから…」と自分に言い聞かせ、
肩を落として帰途につくのがもはや恒例となっております。ちぇっ。
・・・
山形2-0東京V
いや、そんな現実の相性まで忠実に再現しなくていいんだよ!!泣
シュート数・ボール保持率こそ相手を上回ったものの、
試合展開を見る限り手も足も出なかった、って表現がふさわしい。
天皇杯でアピールに成功した佐藤凌我や梶川も、この試合では全くいいところを出せず。
相手エースのヴィニシウスこそ、平とボニが2人がかりで何とか抑え込みましたが、
堀米と中村アツタカの両SHに、何度もサイドをズタズタに切り裂かれ、
こちらのチームの心臓である加藤弘堅に対しては、
相手トップ下のルリーニャがしっかりとウォッチし、効果的な仕事をさせていませんでした。
しかし、ここまでの完敗であれば、いっそ清々しいというもの。
第21節ホームアルビレックス新潟戦、気持ちをばっちり切り替えて臨みたいところ。
山形戦での完敗をふまえ、
前節スタメンだったRSB奈良輪・LSB福村・CMF梶川・CFW佐藤凌我を一気にベンチ外という荒療治。
また、LWG小池もケガで出場不可のため、代役として新井を起用。
ここで負けると昇格圏からも外れかねない、そんな一戦でしたが…
前半23分、
ここ最近取れていなかった先制点を決めました!!
東京V1-0新潟
その後も終始攻め立てたヴェルディ。
要警戒の新潟10番本間に対しては、RSB若狭とRWG山下の2枚で厳しくチャレンジ。攻撃の形を作らせません。
90分終始攻め立てたヴェルディ、このままウノゼロで逃げ切り見事勝利!!
前半戦最後の試合を見事白星で飾り、嫌な流れを払しょく。
後半戦に向けて弾みのつく勝利となりました。
これにて2021シーズンの前半戦が終了。
J2の順位はこんな感じ。首位はモンテディオ山形。我らがヴェルディは3位につけています。
(現実と違い)4位まで昇格可能なレギュレーションとなっているので、
まだまだ下のほうのクラブにもチャンスはありそう。なかなかの混戦っすね。
ここで前半戦の選手たちの活躍を振り返りたいと思います。
栄えあるMVPは・・・
MVP:加藤弘堅 19試合7G2A
MVPは文句なしに彼でしょう。
今季加入とは思えないほど、ゲームメイキングにおける彼への依存度は高かった。
うち6本はPKとはいえ、中盤の底を務めながら7Gは圧巻の一言。
他に、J2では規格外の身体能力を見せたCDFンドカボニフェイス(15試合1G0A)、
リーグ3位の6アシストをマークしたCMF山本理仁(18試合0G6A)
重要な場面での仕事ぶりが光った端戸仁(17試合7G2A)なども候補。
ルーキーの佐藤凌我(17試合6G1A)も序盤のインパクトは絶大だったけど、
ここにきて調子が下降気味なので、後半戦の更なる奮起に期待っすね。
次回からいよいよ後半戦。
念願のJ1昇格に向けて、死に物狂いで戦っていきたいと思います。
1か月後には夏の移籍市場も解禁。
手元の資金が全くないため出遅れは必至ですが、何とかうまく立ち回っていきたいものですなあ…。
では。