ま、既にTwitterの方でネタバレをしてしまいましたが(笑)
改めて、前回のおさらいを。
我が箱庭内の2022年J1リーグもいよいよラスト1試合。
優勝の可能性が残ったのは、
首位:川崎フロンターレ(勝ち点65/得失+23)
2位:横浜F・マリノス(勝ち点63/得失+19)
そして我らが3位:東京ヴェルディ(勝ち点62/得失+22)
の首都圏3チーム。
そして、ACL出場権を手にする4位以内に入る可能性があるのは、
4位:セレッソ大阪(勝ち点61/得失+27)
5位:コンサドーレ札幌(勝ち点59/得失+21)
の2チームです。
無条件でACLグループステージへの出場権を勝ち取れるのは、リーグ戦2位以内までとなります。
残り1枠は天皇杯の優勝チームに与えられ、リーグ戦3位のチームがACLプレーオフ(=0.5枠)に回ります。
なお、リーグ戦3位以内に入ったチームが天皇杯も制した場合、4位のチームがACLプレーオフに回ることになります。
天皇杯のベスト4に残ったのは川崎・セレッソ・広島・大分ですので、そうなる可能性も大いにありそうですが、結果やいかに。
さて、ここで運命の最終節の対戦カードを見てみましょう。
勝てば優勝が決まる川崎フロンターレは、前節J2降格が決定してしまった大宮とのアウェイゲーム。
そして横浜F・マリノスは9位の清水との対戦。
僅かに優勝の可能性を残す東京ヴェルディは、何とここで大一番の東京ダービー。FC東京との激突になります。
正直に言って、マリノスとの得失点差の関係上、引き分けでもほぼ優勝が決まるフロンターレが、
モチベーションに大きな差がある大宮相手に不覚を取る、なんて展開はちょっと考えづらい状況。
ヴェルディの逆転優勝はほぼ絶望的です。
むしろ気にするべきなのは、これまた降格決定のアビスパと当たる4位セレッソや、勝ち点差は3ながら得失点差はほぼ同じの5位札幌に抜かれるかもしれない点。
ここまで来たら何とかアジアへの挑戦権を得たいところ、まずは最低限ドローで勝ち点1を積み上げ、4位以内を固めるというのが現実的な目標でしょうか。
・・・
なんて冷静な勘定をしていられるほど、ダービーって場所は悠長じゃあないですよね。
死ぬ気で戦って、奴らの前でシャーレを掲げてやろうじゃねえの!!くらいのテンションで臨まないと、勝ち点1すら遠い遠い。
この一戦に賭ける想いの強さは選手たちからもひしひしと伝わってきます。
ユース上がりの1年目根本も吠えます。
FC東京はディエゴオリヴェイラが最近はスタメンから外れているようですが、システムは変わらず4-2-3-1予想。
1トップ予想は京都サンガ下部組織出身の財前。夏にオーストリアから加入した逆輸入アタッカーです。
一方、この試合では4-3-1-2を採用するヴェルディ。
ラファエルさんの狂犬プレスが戦術の肝!前回のダービーでデビュー後即決勝点を奪って見せた男、今日も頼むぜ。
さあ、大一番中の大一番、キックオフ!!
開始30秒で早速激しいタックルをかますLSB荻原。キレるRSHレアンドロ。
まだチームに来て日が浅い荻原だって、闘志むき出しで試合に臨みます。
そんなテンションの高い立ち上がり、先制点はあっさり生まれます。
前半2分、FC東京にCKのチャンス。キッカーはLSB小川。
混戦から頭で合わせたのは本日トップ下起用の田川!!
GKマテウスが飛び出しても触れられない絶妙なキックを蹴った小川、そして日本人離れしたフィジカルで競り合いを制した田川。
FC東京、やはりタレントが揃っている。
F東京1-0東京V
その後は両チームが中盤でせめぎあい。激しいコンタクトの応酬が続きます。
前半30分にはRSB中村からLSB小川への展開、ピッチを広く使われ、ぽっかり空いたスペースに侵入され、最後はRSHレアンドロが角度のないところからシュートを放つも、
これはGKマテウスを中心に守り切る。
そして今度はヴェルディのターン。
前半31分、自陣深くでボールを奪ったOMF森田、そのまま独力で一気にボールを運ぶ・・・
絶妙なスルーパスに反応したのは、今や押しも押されぬエースに成長したCFW高田、
冷静にGKダンバンラムの動きを見極め、ゴール右隅にボールを蹴り込む!!
ヴェルディ同点!!!同点!!!!!
F東京1-1東京V
昨シーズン、エースとして昇格の原動力となった森田晃樹。
既にその保有権はセレッソに移っており、今日がヴェルディでのラストマッチ。
そんな彼からの美しいパスを受けたのは、
今年大宮から移籍しその才能が開花、新エースの座を手中に収めた高田颯也。
新旧エースのバトンタッチの瞬間ともいえる美しい同点ゴールに、緑がちる監督の目にも涙。涙。
そういや前回の東京ダービー、森田は無念の負傷交代だったんだよなあ・・・その時の悔しさも晴らすべく、彼は今闘っているんだよな・・・
監督が感慨にふけっている間に前半は終了。ちゃんとマネージャーとしての責務を果たせ。
後半キックオフ!!
まずは48分、LSB荻原からのミサイルのようなフィード、これに見事反応したCFW高田がネットを揺らしますが・・・これは残念ながらオフサイド。
その後も激しい試合展開は続きますが、お互いカウンター狙いに切り替えたこともあり、決定機らしい決定機は生まれないまま時間が経過します。割とダービーマッチあるあるな展開だよね。
終盤81分には、敵陣深くをえぐったRSB藤谷の折り返しにOMF森田が合わせるも、これはGKダンバンラムが見事なセービング。逆転弾は許しませんでした。
対するFC東京も、ロングフィードに反応したCFW財前がGKマテウスと1vs1の場面を作るも・・・決めきれず。
お互い決定機を作るも、勝利の女神はどちらの東京にも味方せず。激闘はこのまま終了しました。
F東京1-1東京V
そして、他会場の結果は・・・
やはり強し!!フロンターレ!!
大宮を2-0で下し、これで(ゲーム内では)3連覇を果たします!!
既にゼロックスとルヴァン杯も制している彼ら、これで圧巻の3冠を達成することに。
最終順位はこちら。
我々東京ヴェルディの最終順位は4位となりました。
いやはや、終盤の失速は本当に痛かったですが、それにしてもまさか最終節まで優勝の可能性を残したまま戦えるとは・・・望外の結果といえるでしょう。
まあ、シャーレに未練がないと言ったらウソになります。どうせなら「奇跡の優勝」を果たしてみたかったのが本音です。が、これだけの健闘ぶりを見せてくれた選手を称えるのが、監督としてすべき務めでしょう。お楽しみは来年に取っておけばいいのです。
ってかあんまりあっさり優勝しすぎて「あれFMってくっそチョロいゲームなんじゃね?」って思われるのも癪だしな
なお、得失点差の違いにより、J1昇格プレーオフに巻き込まれてしまったのはモンテディオ山形。
こちらはJ2の最終順位なのですが、
昇格POの結果、J1の16位山形がJ2プレーオフ勝者の磐田に勝利を収めたため、
2023年にJ1に参戦するのは、湘南ベルマーレとサガン鳥栖の2チームのみとなりました。
そして、2022年の日本サッカーを締めくくる天皇杯の決勝では、
そして、それはすなわち、我がヴェルディがACLプレーオフへの挑戦権を得たことを意味します。
ヴェルディにとっては、天皇杯王者として参戦した2006年以来のACL。「あ、J2なのにACL出場するとかで話題になったよね」とか、思い出しても言ってはいけないそこのアナタ。
いやあ、プレーオフの相手はどこだろう。東南アジアのチームかもな。あわよくば対戦相手の有望株を引っこ抜いて、ゲーム内でも我がクラブの公式インスタグラムのフォロワー数を爆増させたりできないかな。
んなことはさておき。
まずはプレーオフを勝ち抜くことが大前提となりますが、いざACLグループステージ参戦となった場合、今シーズンと比べ物にならないくらいの過密日程が予想されます。
それに耐えうる選手層の拡充、そしてあわよくば今度こそトロフィーを掲げられるようなタレントを確保すべく、ここからはGM緑がちるの腕の見せ所です。
いやはや、やっぱりこのゲームで一番燃えるのが、このオフシーズンなのは間違いないですよね。もう既にPCに噛りつき、有望株の残り契約期間をくまなくチェックする日々。刺さる妻からの冷たい目。それでも止められぬFootball Managerとかいう魔性のゲーム。
ま、改めて見直してみたら、この2022シーズン開幕の記事を書いたのが、昨年9月5日。
半年近くかけてゲーム内の1年を消化するという、超絶スローペースでのブログ更新となって申し訳ない限りですが、
引き続き我がヴェルディ・・・とかいって解任される可能性もあるか・・・ワタクシ緑がちるの監督人生を記していければと思いますので、引き続きお付き合いのほどお願いします。
まずは今シーズンの振り返りなどを次回の記事で、そして新加入選手の紹介記事も書かなきゃですね。
では!!
おまけ