・・・ああ、俺もFMの世界線上に逃げ込みてえもんだなあ
城福監督就任後、チーム状態も持ち直したかに見えた我らの東京ヴェルディ(ゲームじゃなくて現実のほうね)でしたが、
ここに来て徳島くまもんヤサガラスに怒涛の3連敗を喫し、現在14位。残り9試合にしてJ1昇格PO圏内とは10pt差をつけられているという、悲願の昇格を果たすには絶望的な状況です。
まあ下位チーム…つまりJ3降格圏内との差もそこそこあるので、悪い意味でのハラハラドキドキともおそらく無縁となりそうですが、
いよいよシーズンもクライマックスを迎えようというこの時期に、どうにもテンションが上がらないという。
うーん、城福さんのチームビルディングの方向性は間違っていないとは思うんだけど、ある種スタンダードなスタイルに回帰している今の過程において、(良くも悪くもごまかされていた)ヴェルディの選手たちのイージーミスの多さや状況判断の悪さがはっきりと浮き彫りになりつつあり、「足元の巧さがクローズアップされがちなヴェルディだけど、”サッカー”そのものは思い切り下手ぴっぴなんじゃないのか」という疑義が持ち上がっており(n回目)、
この根深い問題の解決に向けて、監督やフロントがこの先どのようなかじ取りをしていくのか、注目しています。場合によっては今オフにまたまた大幅な血の入れ替え、あるかもしれないね。
現チームに救いがあるとすれば、久々に勝ち上がった天皇杯の存在ですね。
次の水曜日に控える準々決勝・京都戦でも勝利を収めることができれば、2,000万円の賞金獲得決定らしいですし、うっかり何かの間違いでトロフィーなんぞ手に入れてしまい、来年はACL参戦へ・・・なんて可能性も潰えたわけじゃないんで、夢はまだ見られる。
最近ゲームの時間もろくに取れないほどお仕事が忙しいんですが、どうにか京都戦は現地に馳せ参じたいところですねえ・・・
さて、ここからは我がFootball Manager内の東京ヴェルディのお話となります。
前回
の続き。
こちらのヴェルディの選手たちは、みんなサッカーがうまぴっぴなので、
2021シーズンにJ1昇格を果たし、2022シーズンにJ1で4位につけ、ACL出場権も獲得。
そして今2023シーズンでは、あれよあれよとACL決勝にまで漕ぎつけてしまいました。まさに破竹の快進撃、それを支える名将緑がちる。えっへん。
さて、今シーズンのリーグ戦も、残すところあと6試合。
現在ヴェルディは2位につけ、昨シーズン王者川崎フロンターレを勝ち点差3で追走します。
3位の名古屋が川崎に勝ち点差8をつけられていることを考えると、実質優勝候補は川崎フロンターレor東京ヴェルディの2択になったといえるでしょう。
下位に目を向けると、浦和や広島といった近年J2に縁のなかったチームが不振にあえいでいますね・・・
なお、リーグ戦の残り日程はこんな感じ。
ここでは表示されていませんが、この合間にACL決勝と天皇杯決勝がぶち込まれる形となるため、最後の最後まで気の抜けない過密日程が続きます。
しかもラストを締めくくるのが”東京ダービー”・・・クライマックスに相応しい熱戦が約束されているといっても過言ではないでしょう。日程くんはこちらの架空世界でもいい仕事をします。
逆転優勝のためには全部勝ちたい残り6試合、上位陣との対決が多く気が抜けませんが、選手たちのモチベーションは十分です。
まずは10/28(土)第29節北海道コンサドーレ札幌戦では、
CMF高江の見事な直接FK弾、そして、CDFブエノのセットプレーからの得点により、
2-1での勝利!!
ただし、その勝利の代償として、RSBの原が負傷離脱。
同ポジションには実力者の藤谷も控えているとはいえ、原は中盤より後ろはどこでもこなせるマルチロールなだけに、単なる-1名に留まらない痛手となる。一刻も早く戦線に復帰してくれることを祈るのみです。
さらに、ここに来てキャプテンのCDF平も、腰のケガで無念の長期離脱。
既に33歳となり、リーグ戦の出場も6試合に留まっていたとはいえ、チームの精神的支柱であることには間違いなく、勝負所での不在は避けたかったところですが・・・
そんな負傷の連鎖がチームのメンタルにも影響したか、
続く11/1(水)第30節サンフレッチェ広島戦では、
相手を圧倒的に上回る計26本のシュートを放つも、広島のストライカー一美に2ゴールを許し、2-2のドロー決着。降格圏内に沈む相手にしっかり勝ちきることができません。
しかし、この第30節において、
首位川崎も最下位山形相手にまさかのドロー!!
そのため、ヴェルディとの勝ち点差は変わりません。さすがの川崎もここに来て息切れなのか、はたまた山形の上位食い力が凄まじいのか(ちなみにウチも山形に2敗してる)。
さて、連戦はまだまだ続きます。
広島戦から3日後、11/4(土)第31節名古屋グランパス戦は、2位vs4位の上位対決。
厳しい試合が予想される中、ヘッドコーチの吉武さんからある提案が。
どうやらこの試合の前にチームミーティングを開き、選手たちを鼓舞したいようです。
ワタクシ緑がちる監督、しぶしぶ首肯。
・・・僕が気が乗らないのには訳があって、このFootball Managerというゲーム、クラブの格に見合わないハッパをかけたりすると、かえって選手たちのモチベーションがガクッと落ちたりします。
それこそ僕の率いるヴェルディのように、J2時代からわずか3年で優勝争いをしている、なんて状況だと、挙げている成績にクラブの格が追いついていません。
本来なら「ここまで来たら絶対優勝するゾォ!!」的な熱い檄を飛ばしたいところなのですが、選手たちの反応はクラブの格によって決まるので、そんなノリで喋ろうものなら「プレッシャーかけんじゃねえよアホ監督」とそっぽをむかれることはほぼ確実。
選手たちの士気は試合結果に露骨に影響してきますので、そんなリスクをはらむミーティングにはあまり気乗りしないんですよね・・・
まあでも吉武さんの提案だしやるか・・・
結果的に、ミーティングやってもやらんでもそんなに変わらなかった気がするけど、
肝心の名古屋戦は、
前半16分にCMF高江の絶妙な裏へのパスをエース高田が流し込み、
1-1に追いつかれた63分には、RWB藤谷の縦一本のロングパスに、またもCFW高田が抜け出し、冷静に2点目を決め、
後半AT+4分には、前がかりになった名古屋イレブンをあざ笑うかのように、途中出場のCFWイスマイラがダメ押し点を奪取。
見事3-1の勝利で勝ち点3をゲットできたので、よかったよかった。
そして、この結果来季もACLに参戦できることが決定。
まあ、もはや大事なのは優勝できるか否かだけだけどね・・・
そんな喜びに浸る間もなく、今度は週明け11/7(火)の練習でCDFブエノがひざの負傷。
我らがヴェルディの頼れるDFリーダーなだけに、めちゃくちゃ痛い離脱。
全治3-4週間ということで、最後の東京ダービーに間に合うかどうか、微妙なところ・・・
なお、ブエノを欠いて挑んだ11/11(土)第32節セレッソ大阪戦は、
ボニ・三國ケネディエブス両CDFの奮闘と、途中出場CFW高木大輔の大活躍もあり、
2-0の勝利。
そして、川崎が17位湘南ベルマーレに金星を献上したこともあり・・・
東京ヴェルディ、残り2節の状況で、
ついに首位浮上!!!!
昨年逃したリーグ優勝が、ついに見えてきたのです・・・!!
残りの日程はこちら。
まずはACL決勝が11/25&12/2に控えており、
その後天皇杯決勝・札幌戦を経て、ラストマッチがFC東京との東京ダービー。
熱い、熱すぎるこの日程。
仮に全ての試合に勝利を収めれば、
J1・ACL・天皇杯という、これ以上ないほど贅沢な3冠を一気に手にすることになります。
いよいよやってきました、緑がちるヴェルディの”クライマックス”。
待ち受ける激戦に、緑がちるも(PCの前で)武者震いしております。正直に言って、これ以上日程を進めるのが、ちょっと怖くもある(笑)
選手のみならず、監督の僕も”クラブの格”に囚われた思考なので、どれか1冠だけでも取れたら、とりあえず嬉しいなあ・・・みたいな弱気な思考なのですが。
・・・果ては歓喜か、失望か。
また更新します。
では。