こんにちは。
前回
では、最下位モンテディオに足元を掬われ、宿敵FC東京とのダービーマッチにも敗れるなど、
スランプ気味の我らが東京ヴェルディ。
・・・現実と一緒だなァ。はっはっは。はあ。ぼやき。
目を背けていた現実についてうっかり思い出してしまったところで、
今リアルでいよいよ大詰めの局面を迎えている、欧州各国のリーグ戦について、少しだけ。
正直僕は今の海外サッカーに非常に疎いため、各国のトップリーグの勢力図すらよく分からず、
日本人選手の動向もポルトガル1部ジルヴィセンテの藤本寛也以外ろくに知らないという、非常に偏った知識の持ち主である。フットボールファンである前にヴェルディサポだからね、仕方ないね。
2000年代後半~10年代前半にかけては、僕もかなり海外サッカーにのめり込んでいたのだけど、いまじゃほんとにさっぱり。
それこそ当時のザンパリーニみたいな名(迷?)オーナーとか、今はいるのだろうか。誰か教えてほしい。
っていうかザンパリーニ亡くなってたんね・・・ご冥福をお祈りします。
そんな僕でもさすがにチェックしたのが、
そしてシュツットガルトを逆転に導いた、遠藤航の決勝ヘディング弾(アシストは伊藤洋輝)。
さらにはフランクフルトのEL優勝に大きく貢献した長谷部誠と鎌田大地。
みんなほんと凄いよねえ。伊藤なんてJ2からの直出荷だもんな。
トップオブトップの舞台に日本人の名前があること、そしてそれが当たり前の現象として見做されていること、
一昔前のようなフィーバーこそないものの、日本のサッカー界が着実に成長し、選手層がどんどん厚くなっている証だよなあと思っている。
ちなみに俺が唯一動向を逐一チェックしている藤本寛也であるが、
22歳にして10番を背負い、弱小クラブを欧州カップ戦の出場権獲得に導いてる割と凄いヤツなのだ
ということは、声を大にして主張しておきたい。
まあ一つ上の冨安が普通にアーセナルの主軸としてプレーしてるんで、比較しちゃったら霞むけどさ。
あとこんなこと言いながら、FM内ではあっさり彼を売却している僕。
さて、次々と若武者がJから巣立っていく現実と比べ、
我が箱庭であるFootball Manager内の日本サッカー界は、意外と海外移籍が少ない。
このプレイ日記は2021年時点のデータで開始しているのですが、
現在のゲーム内時間である2023年途中までの約2年半で、海外クラブに引き抜かれていった日本人選手は、
・鹿島アントラーズの三竿(→フローニンヘン)
くらいでした。あとマリノスのチアゴマルティンスがサンテティエンヌに買われてた。
こうなると、手の付けられないクラブが、そう、あそこよ。
三笘・田中碧・旗手が残留した世界線の川崎フロンターレが、我が箱庭世界の中では絶対的な存在として君臨しています。
当然のごとく、ゲーム内では2020年含めリーグ戦3連覇。
さらには、現有戦力を残すだけでは飽き足らず、連覇で得た賞金を元手に、
シントトロイデンの橋岡、マリノスのレオセアラーと喜田、札幌のチャナティップ等、錚々たるメンツを買い揃えており、ますます手を付けられない勢いに。
チャナは現実と同じ移籍なのはちょっとすごいし、喜田の移籍の際はおそらく齊藤学の時以上にネットが荒れたことだろう・・・。
2023シーズンも、当然のように首位につける彼ら。
前回の記事の時点で、2位セレッソと比べ試合数が2つも少ないのにもかかわらず、です。
我々ヴェルディも一応優勝もうかがえる位置につけているとはいえ、
この圧倒的な戦力差はどうにも埋めがたく、
シーズンの終わりに彼らより上に立っている絵はどうにも浮かばない。
ストップ・ザ・川崎を果たすには、彼ら自身のの弱体化しか道はない。誰か主力が一人くらい、いや3、4人くらい一気に、早く海外に行け。
さて、そんな他力本願野郎の緑がちる監督に率いられる東京ヴェルディですが、
東京ダービーでの敗戦から中3日、
敗戦のショックを吹き飛ばす、3-0での大勝!!
しかし、連戦となったJ1リーグ第17節:5/27(土)ヴィッセル神戸戦では、
前半僅か15分の時点であっさり3-0と大量リードを奪ったヴェルディが、
その後あれよあれよと追い付かれ、最終スコアは4-4。
最近どこかで見たような展開、ヴェルディにとっては痛いドローとなります。
なお、ヴィッセルのメンバーには古橋の名が。お前も早く海外に行け。
前田直輝は…ほらケガとかしそうだから…Jで頑張ろう…
とにかく、リーグ戦も17節まで消化し、対戦相手も一巡。
そして6月に入り、再び相まみえるはその絶対王者、川崎フロンターレです。
J1リーグ第18節:6/3(土)川崎フロンターレ戦(味スタ)
前回4月に対戦したばかりですが、その際は1-1のドロー。
彼らの独走を止めるためにも、なんとか今回は勝ち点3を得たいところです。
さあ、1位 VS 3位の大一番、キックオフ!!
最初の決定機は川崎。
前半16分、川崎RSHサルバドールのFKに最後はCMF大島が頭で合わせるが、これは枠の外。
前半22分、今度はヴェルディにチャンス。
ヴェルディCMF高江のバックパスをCDFンドカがダイレクトで裏に放り込み・・・
最後はヴェルディのエースCFW高田がゲット!!!
鮮やかな先制点を叩き込みます。
東京V1-0川崎
しかし、川崎もすぐさま反撃。
前半29分、巧みな展開でヴェルディCDFブエノが釣りだされ、対面のRSB橋岡にクロスを通されてしまいます・・・
そのボールをヘディングで叩き込んだのは、LSHのフィンランド人アタッカー、ラッパライネン!!
マークするRSB藤谷との身長差を活かされ、あっという間に川崎が同点に追いつきます。
東京V1-1川崎
前半33分には、レオセアラーのヘディング弾がクロスバーを直撃します。
肝を冷やした場面でしたが、これはオフサイドの判定。
前半終了間際の44分には、
CKから谷口のヘッドがまたもクロスバーを叩くなど、川崎の攻撃が容赦なく牙をむきます。
ヴェルディは何とか耐え抜いてハーフタイムへ。
東京V1-1川崎
サイドの守備はある程度割り切った布陣だったとはいえ、
中での身長差を突かれ、クロスからあまりにも簡単に決定機を作られてしまったため、
ハーフタイムにMF小泉を下げ、代わりにCDF三國を投入。
3-4-1-2の布陣に変え、守備のテコ入れを図ります。
しかし、川崎の攻撃陣は止まりませんでした。
64分、この日何度もチャンスを演出したRSHサルバドールのプレースキックから、
最後は田中碧がしっかり合わせ、川崎が逆転!!
東京V1-2川崎
さらに76分、LSB登里のクロスから、途中出場のRSH西澤にゴールを許し、川崎のリードが2点に…!!!
まーたヘディング弾だよ。最終ラインの高さ増やしたのに、結局LWB荻原のところ狙われて失点したの、普通に僕の采配ミスですね・・・。
東京V1-3川崎
万事休すかと思われた展開でしたが、ヴェルディも意地を見せます。
後半AT+1分、
途中出場CFWイスマイラが、高さを活かしロングボールを落とします。
ボールを受けたCMF山本理仁が、裏へ絶妙なスルーパス・・・
フィニッシュはまたもエース高田颯也!!!完璧なゴール!!!
ヴェルディ、王者に何とか食らいつきます。
東京V2-3川崎
そして、ドラマは最後に待っていました。
そのわずか1分後。
途中出場の川崎CMF脇坂の不用意なパスミスから、ヴェルディのカウンター。
左サイドでボールを受けたのは、LWBの荻原。その左足から鋭く放たれたクロスに反応したのは・・・
またしても!!またしても高田!!!!
ヴェルディ、最後の最後、わずか2分間で同点に追いつきます!!!!!
・・・
試合はこのまま終了。
東京V3-3川崎
最後の最後で奇跡的な追い上げを見せた我らがヴェルディ、
川崎との差こそ詰められなかったものの、この試合で得たものは勝ち点1以上に大きいはずです。
なお、ACLでも準々決勝進出を決めたため、
過密日程はこの先も続くことに。
厳しい日程が続きますが、
この試合で得た自信を糧に、最後まで優勝争いを演じたいものです。
それでは。
おまけ