前回
「まさかの首位」Football Manager日記 Vol.32 - 緑がちる
では絶好調のリーグ戦についてご報告をさせて頂きましたが、
今回はカップ戦のお話を。
さて、我がヴェルディが戦う2022シーズン(in Football Manager)も6月に突入。
6月といえばアレです、天皇杯。
プロアマ問わずエントリー可能、日本の全サッカークラブの頂点が決まるこの大会。
今なお語り継がれる涙の横浜フリューゲルスの優勝をはじめ、幾多の名勝負を生んだ、大変伝統のある大会となります。
自分は完全に後追いの世代なんだけどね、フリューゲルス。
もちろん、この大会の醍醐味は、そのレギュレーションゆえにディビジョンの垣根を超えた試合が生まれること。
とりわけ、近年では6月に開催される天皇杯の2回戦。
大多数のJ1/J2クラブがこの2回戦から登場してくるのですが、
彼らの対戦相手は、各都道府県を勝ち抜き、さらには1回戦でも勝利した猛者揃いなわけで、
毎年各地で都道府県代表がJクラブを破る、下位ディビジョンのクラブが上位クラブを喰らう、いわゆる「ジャイキリ」が起きているのです。
ま、っていってもFM内の天皇杯、意外とジャイキリ少ないんだよね。
今年の結果を見ても御覧の通り。
セレッソさん、MIOびわこ滋賀相手にほぼフェイエスコアをマーク。
彼らに慈悲はないのか。
レノファはガンバ相手に善戦しましたが、宇佐美のロスタイム弾に散る。
ここまでで唯一勝利を挙げているアウェイチームが鳥栖だけど、
まあここはJ2同士のマッチだしね。
※本世界戦上ではサガン鳥栖はJ2に降格しています・・・
ってか潮音サガンかよ!リアルな移籍先だな!!
この辺も順当かな?
過去にコンサドーレを下したこともあるいわきには期待でしたが。
激しい打ち合いを制したのは町田。
神戸さん、天皇杯にガチメンバー出しすぎじゃないですか?
んね。って感じでほぼ波乱なし。
ま、なんだかんだチームの実力が試合結果に如実に表れるのがFMってゲームなんですよ。
シンプルでいいことだね!ハッハッハ!!HAHAHAHA!!!
・・・
は?
我が東京ヴェルディ、
JFLのHonda FCに0-0、そしてPK戦の末敗北を喫す。
・・・
もうね、白状します。
目下J1で首位争いを繰り広げるなかで、
完全にこの試合は「控え選手のコンディション調整の場」としか位置付けておらず。
はっきり申し上げて、大変舐めきっておりました。だってJ1の首位(仮)チーム様ですよ?
ご存じの方も多いでしょう、紛うことなき日本アマチュアサッカー界のトップレベルに位置する古豪。
Jクラブ化こそ目指していないものの、アマチームのトップリーグとなるJFLにおいて過去9回の優勝。
Jリーグ加盟を目指しJFLで戦うチームの前に、最強のアマチームとして立ちはだかり続けてきた歴史から、
「Jの門番」との異名までついております。
もちろんその強さはプロアマ混合の天皇杯でも証明されており、
現実の直近2大会(2019&2020)では、いずれも準々決勝まで進出を果たしております。
ゲーム内でのクラブ情報はこちら。
特筆すべきはユース施設の評価が「優れている」になっている点。
こちらはJFLはおろか、大半のJクラブでも成しえていない評価です(ちょっと見てみたら、アビスパ福岡や横浜FCのユース施設評価が同じく「優れている」となってました)。
そのため、ゲーム内ではリーグの格に見合わない超優秀な架空選手が多数輩出されるため、
現実ではほぼありえない「16歳のホンダ社員がピッチで躍動する姿」なんかが見られるわけです。
とまあこのように、どう考えても手を抜いて適当に臨んでいい相手ではなかったわけで。
不覚をとったこの試合、あまり気が乗りませんが、ほんの少しだけ振り返りを。
6/2(木)天皇杯2回戦
両チームメンバーはこちら。CFW根本は公式戦初スタメン。
対するHondaですが、MF枝村やGK太田岳志といった元プロ勢がゲーム内では加入しているんですね。
とりわけこの太田がヤバかった。
CMF橋本の強烈なシュートを右手1本で掻き出し・・・
途中出場のRWG藤本のFKにも冷静に対処し・・・
最後のPK戦では根本と川井のPKをセービングし、
見事勝利の立役者に!!
東京V0-0Honda
(PK 2-4)
実は2016-2017年にヴェルディにも在籍していた彼。
その時はちょくちょくベンチ入りはしていたものの、結局リーグ戦の出場は0。
悔しいシーズンを送っていたことと思いますが、
今回、5年越しの恩返しをばっちりくらってしまう結果となりました。
しかしまあ、監督が1番悪いですが監督だけのせいになるのは腹が立ちます(某流浪のFW風)。
終始攻め立てながら得点を奪えなかったこの日のメンバーにも猛省頂きたいところ。
昨年加入も低調なパフォーマンスが続くRSB立花や、3バックへの移行によって起用ポジション自体がなくなってきているRWGの藤本や山下にとっては、この試合が貴重なアピールの場だったはずなのですが・・・。
そして、プロ初スタメンの根本にとっては、無得点に加えPK失敗と苦い思い出となったでしょうが、これをきっかけにより一層の奮起を期待したいところです。
それにしても、フロントとの約束において、「天皇杯3回戦進出」を「要望」レベルに留めておいてよかった、とほっと一息。
これを「義務」としていたら、今頃僕はクラブを追われていたかもしれません。
晴れやかな監督の勝利インタビューを歯噛みしながら読むしかない僕。
ってか、特に都並さんと舌戦繰り広げたわけでもないのに、なんで関係「やや悪い」になってるんだ?(笑)
とにかく、ちょっと調子がいいとすぐ図に乗る監督への、いい戒めとなったことは間違いありません。
この悔しさを忘れずに、胸に刻んでいきませう。
あと腹いせにHonda FCの有望株全員、獲得候補リストにぶち込んでやった。
実際天皇杯での対戦で見初められて、獲得オファーが来るってケース、結構あるもんね。
醜態を晒すことになったウチからのオファーになびくかは分かりませんが、
高橋や野口はどう見ても超有望株(しかも格安)なので、早速夏にでも声をかけてみよっと。
では。