緑がちる

緑はいつか散ります。でもまた実るものです。ヴェルディ&FM日記(予定)

「天王山」Football Manager日記 Vol.34

まえださん。

はたなかさん。

わたなべ。

 

それにしても、青いユニフォームがよく似合う方々ですねえ?

 

・・・

 

ヴェルディサポでしたら、この面々を見てどす黒い感情が渦巻く方も多いことでしょう。

94年生まれのアタッカー前田直輝(現名古屋)、95年生まれのA代表DF畠中槙之輔、98年生まれのMFわたなべこうた、

全員東京ヴェルディ下部組織出身であり、かつ横浜Fマリノスに引き抜かれていった選手たちです。

とりわけ、18年夏の畠中、19年夏の渡辺と、2年連続シーズン途中で主力を引き抜かれたダメージは尋常ではなく。

昇格争いの真っ只中で畠中の移籍が決まった際は、かのロティーナ御大が激昂したらしいですし、

渡辺に至っては、新キャプテン就任後1ヶ月足らずという謎のタイミングでの移籍劇。

じゃあ引き受けないでくれよ(笑)

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わたなべさんYouTubeやってるらしいっすけど、
そういうの好きそうな嫁さんっすもんね、って感想しかない

ま、弱肉強食のプロサッカー界の世界で、将来有望な選手をいつまでも2部リーグに引き留めておくことはできないことくらい百も承知ですが、

それにしても、ユース上がりの大切な選手を大事な時期に奪っていったマリノスに対しては、「憎々しいなァ」という感情、持っちゃうわけですよ。

 

そもそも、ヴェルディマリノスの対決がナショナルダービーなんて呼ばれた時代もあったんですよね。

Jの開幕戦もこのカードでしたし、もともと前身の読売クラブと日産サッカー部の時代から、しのぎを削ってきた古豪同士。

そんなかつてのライバル関係も、ヴェルディの衰退に伴い、いまでは一方的にこちらが食われる状態に。

リベンジを果たそうにも、その機会さえなかなか巡ってこないのが現状です。

 

しかし、本Football Manager内の世界線上では(と前置きをしなければいけないの悲しいっすね)見事J1に昇格したヴェルディ

ついにリーグ戦で再びマリノスと相まみえることに。

この恨み晴らさでおくべきか。

 

そういえば、前回の記事

「不覚」Football Manager日記 Vol.33 - 緑がちる

で書き忘れていたのですが、

5/28(土)第15節ホーム大宮アルディージャでは、

イスマイラの2ゴールで快勝した結果、今度は正真正銘の首位に浮上しており。

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イスマイラ石浦藤本の3トップが大活躍。

6/25(土)第16節アウェイ日産スタジアムでのこの戦い、なんと1位vs2位の天王山ということになったのです。

これは一層気合が入るってもんよ。

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マリノスの選手層ですが、

昨年マルコスジュニオールサンパウロに、そして今年前田大然も神戸に流出した一方で、

エリキが中国から帰還し、超逸材樺山もレギュラーに定着したこともあり、

攻撃陣の破壊力は引き続きリーグ随一。

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一方、我が軍に関しては、

不動のLSB/LWB福村さんが、つま先の骨折により長期離脱を余儀なくされております。

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契約延長をどうするか悩んでた矢先のこの怪我。うーんどうしよう…

そのため、LWBには川井を起用。

中盤の底には、加藤&優平という経験豊富なコンビを起用。

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もはやお馴染みとなってきた3-4-1-2の布陣で、カウンターから勝機をつかみたいところです。

ちなみに、CDFブエノには、相手CFWのレオセアラーをマンマークするよう厳命。

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大一番に臨む両チームのメンバー。

この試合、やはり「攻めるマリノス、守るヴェルディ」の構図に。

前半9分。

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ティーラトンの自陣深くからのフィードに…

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CDFレオセアラーが反応…

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左足の強烈なシュートは惜しくもバーの上!!

33分にも、

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バイタルエリアでボールを受けたCMF喜田が…

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これまた鮮烈なミドルを放つもわずかに右!!

何度もマリノスに決定機を作られるも、

ヴェルディも必死の守備でゴールを許しません。

監督緑がちるも「気合を入れろ」のシャウトを連発。芸がない監督とは彼のこと。

前半はスコアレスドローで終了。

 

横浜FM0-0東京V

 

後半に入り、気合守備でスタミナが落ちた優平・石浦・川井に代わり、

平野・高田・高江と相次いでフレッシュな選手を投入。

とはいえ、ヴェルディは苦し紛れのシュートしか放てず、マリノスにじりじりとゴールに迫られる展開を許します。

そしてついに73分。

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ゴール前の絶好の位置。蹴るのはエリキ…

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ボールは壁を越える絶妙な軌道を描く!マテウスは一歩も動けず。

今季絶好調のアタッカー、エリキのゴールでついにマリノスが均衡を破ります!

横浜FM1-0東京V

 

それでも肩を落とさず、必死にゴールを目指すヴェルディ

試合終了間際の87分には、

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高江のCK。ヴェルディは8人がPA内に…

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高江のボールは味方には合わず。跳ね返した先にいたエウベルが…

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数十メートルを独走し…

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ヴェルディイレブンの心を折る豪快なフィニッシュ!!!

これは完全に個の能力で持っていかれたゴール。

さすがJ1。さすが恐怖のブラジル人3トップ・・・

決定的な2点目を決められ、このまま試合終了。

 

横浜FM2-0東京V

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シュート数はマリノスと互角の10本も、完全に決定力の差が勝負を分けた感じ。

いやーまじで悔しい。

これにて首位の座も陥落ですが、そこは現時点ではどうでもよくて、

やはりマリノスに一泡吹かせてやりたいと逸った気持ちを、見事に折られたことがつらいっすね。

いやー悔しい悔しい。

ま、これで渡辺に決勝点ぶち込まれて負けたとかだったら、キーボード叩き壊してたかもしれないんで、まだマシかもしれないけどね(笑)

品のない人格がバレるんでお恥ずかしいっすけど、やっぱ恨みつらみはなかなか消えないもんっすからね。

 

ちなみに、その4日後、

6/29(水)第17節ホーム柏レイソルでは、

主力のブエノ・ボニフェイス・平・イスマイラを温存した結果、

0-0のスコアレスドロー

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代役のCDF佐古が奮闘し無失点に貢献。

彼らを温存した理由は、全員イエローカード累積の出場停止にリーチがかかっていたため。

ここでカードを貰うわけにはどうしてもいかなかったわけですよ。

なぜなら、次節こそ、本当に負けてはいけない戦いが待っているからです。

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1ヶ月のW杯によるリーグ中断期間が明けた後、そこには…

そうです。

次節、11年ぶりの東京ダービー

ここで負けたら、今度こそキーボードクラッシャーと化す可能性大ですね・・・

中断期間を有効に生かし、何が何でも勝ち点3を彼らから奪いたいところ。

今から昂る心を抑えられません。

勝ちてえ。負けたくねえ。

 

では。