最近気づいたんですけど。
僕、「Football Managerやりたい欲」が一番高まるのが、
現実での東京ヴェルディの試合が終わったあとなんですよね。
ご存じの方もそうでない方もいるかと思いますが、
今年のヴェルディ、ピッチ内外でとにかく「どうしようもねえな」という状態が続いており、
サポーターたるもの毎試合その動向を追ってはいますが、まあ虚無みたいな休日の2時間の過ごし方となることもしょっちゅうでして。
んで、「こんなヴェルディは嫌じゃ、仮想世界のヴェルディに帰りてえ」となって
Football Managerを起動しちまうんすよねえ。
思えば、自分が初めて購入したFMは「FM2018」なのですが、
結論から言うと、その時はそこまでハマらなかった。
もちろん当時持っていたPCのスペック不足も多分に影響してはいますが、
それ以上に、ヴェルディがロティーナ監督の下、昇格まであと一歩のところまで漕ぎつけるという、とにかくここ10年で一番チーム状態がよかった時期なんで。
リカ将率いる徳島、片野坂トリニータなどなど、魅力的な他J2チームを含め、とにかく現実のサッカーを追いかけるのに必死でしたし、
何より、サッカーにおける「逃避先」を必要としていなかったんですね(笑)
そういう意味では、
本格的にこのゲームにハマった2020、そして今作2021と、
現実のヴェルディさんが、見事僕のFMモチベーションを掻き立ててくれる素晴らしい状態ですので、
こんなプレイ日記を書くほどまでに、ゲームにのめりこめているんだなァ、と。
なんなら最近このブログを始めたことがきっかけで、他のFMプレイヤー様のブログや動画、Twitter等を拝見する機会が増えたのだけど、
大変大変失礼ながら、「現実ではちょっぴり冴えないクラブを選んで指揮されてんなあ」と思うことが結構多く、
やはり僕のような負のモチベーションに駆られてプレイされている方も、決して少なくないのでしょう・・・。
ま、今日はリアルのヴェルディも勝ったんで、これ以上グチグチ言っててもしょうがないけどね!
優平さん、見事なゴラッソもさることながら、その後に胸のエンブレムを叩いて喜びを露わにしてくれた姿、嬉しかったぞ。
さて、ゲーム内のヴェルディでも、選手たちのモチベーションは高い。
開幕7試合で4勝と、望外のスタート。
そして、前回
「因縁」Football Manager日記 Vol.29 - 緑がちる
でも記したとおり、
4/16(土)第8節:絶対王者川崎フロンターレとホームでついに激突。
実力差ははっきりとあれど、試合に臨む熱量では負けていないはず。楽しみな一戦となります。
立ち上がりは意外にも互角の展開に。
開始早々から、ポゼッション率もチャンスの数もほぼ互角。
「いけるじゃん!」という空気がヴェルディイレブンに流れ始めた前半32分、
これぞ川崎の真骨頂。
ヴェルディも守備の人数は足りていましたが、それを上回るパス回しでゴールをこじ開けられます。
東京V0-1川崎
前半はこのまま終了。
とはいえ、我々のサッカーも決して劣っていないはず。
HTのミーティングでは、「やってきたことは間違いないぞ」と選手たちを鼓舞します。
まずは同点に追いつきたいところ。
ケガ明けでスタミナに不安を抱える佐藤優平に代わり、FWの高田をピッチに投入。
前半トップ下を担った高江をCMF、CFW起用をしていた森田をトップ下にそれぞれ1列下げ、少し攻撃的な陣容へと変更します。
そして、その姿勢が実ったのが66分。
見事な波状攻撃で、王者相手に追いついたヴェルディ!!
東京V1-1川崎
その後も川崎相手に一歩も引かず、何度か決定機も作り出したヴェルディ。
最後まで逆転弾は奪えなかったものの、このままドローに持ち込み、試合終了!!
東京V1-1川崎
浅からぬ因縁のある、そして格上の戦力を擁する相手に対し、非常に価値のあるドローという結果を手にしました。
味スタに集った今季最多の19,065人の観衆を前に、
勢いのある新生ヴェルディの姿を見せつけることができたかと。
続く4/23(土)第9節:アウェイ柏レイソル戦では、
後半ATにまたも森田が劇的な決勝ゴールをマーク!!
東京V1-0柏
さらには、4/30(土)第10節:ホームサンフレッチェ広島戦でも、
最後までゴールこそ奪えなかったものの、安定した試合運びで好調な相手から勝ち点1をゲット。
東京V0-0広島
10試合が経過したここまでのJ1。
ヴェルディは望外の5位という順位につけております。
4月に入ってからのチーム状態はとりわけ良く、
敗北を喫したのは、御覧の通りルヴァンカップでのアビスパ戦のみ。
リーグ戦は5試合でわずか2失点と、堅守が光ります。
安定した戦いぶりの要因は、新たに導入した3バックの浸透によるもの。
とりわけ、開幕当初はやや順応に苦しんでいたブエノが、
ここにきて出色のパフォーマンスを見せており、
ンドカボニフェイスや平との連携も深まりつつある中で、
明確なヴェルディのストロングポイントとなっています。
まずは残留が最大の目標であることは変わらないですが、
このままの調子を継続できれば、さらに上の順位を伺えそうな。
とはいえ、得点源のイスマイラが無得点に苦しむなど、不安要素もちらほら見えてきてますので、
地に足を着けて、引き続き戦っていきたいところです。
では。