緑がちる

緑はいつか散ります。でもまた実るものです。ヴェルディ&FM日記(予定)

1月11日@ふわっと

今更ですがあけましておめでとうございます。

 

たまには軽めの記事を。

 

ありがたいことに、ヴェルディサポーターの集まりにお誘い頂いたので、行ってきた。

場所は稲田堤の「ふわっと」さん。

サポーター友達もほぼおらず、いわゆるオフ会的なものにも顔を出した経験がない人間であり、しかも”〇〇を囲む会”などと銘打たれていたので、熱烈コアサポに取り囲まれ、僕のようなろくにポストもせずブログの更新頻度も低い不真面目サポの態度を一から叩き直さんとする場だったらどうしよう、などと最初はかなりドキドキしていたのだが、皆さま温かく迎えてくださり、思いの外リラックスできた。というかリラックスしすぎた。これはふわっとの店の居心地の良さも一因かもしれません。あと名乗ったとき「ぼく変なハンドルネームだな」と改めて思った。

幹事のずっきーさんも「何回でも乾杯しましょう、なぜなら我々はJ1なのですから」と、もう昇格決定から1か月以上経ったにもかかわらずウッキウキな音頭を何度も述べられていて、とてもよかった。

いつもTwitterで見かけてる方々ばかりだったので、初めてお会いした気がせず、調子に乗ってべらべらと自分のことばかり話をしてしまったが、

「サポーター」という謎生態率高めの人間たちが、それぞれどのような人生を歩んでいるのか、その一端を覗けたのは興味深かったし、

あと、自分がヴェルディ関連のブログを読み始めるさらに前、00年代のよもやま話なんかを伺うのもとても楽しかった。もうインターネット上からも情報が消えかけている中、その記憶を繋ぐ古参サポーター。彼らもまた「生けるクラブの歴史」なわけですもんね。その偉大さを感じる会でもありました。

 

で、ここからが個人的な反省文。


ありがたいことに自分の文章を褒めて頂く機会も増え、それは単純にとても嬉しいことなのだが、僕はそのアウトプットスキルの大半を2ちゃんねるのレスバトルで養ったような非常に出自がよろしくない人間であり、まあ普段の発信では一応そこら辺はなるべく取り繕っているつもりなのだが、アルコールに浸かった状態で口を開こうものなら、それはもうボロボロとメッキが剥がれる。

だいたいFootball Managerなんぞしこしこやっとるような奴に真人間はほぼいないことは自明の理であり、その辺を隠し通すのはもう諦めて生きているのだが、

とはいえ、対戦相手のサポが落胆し号泣するYouTube動画をつまみに、ニヤニヤして眺めながら酒を飲むのが幸せという、ただただ歪みに歪んだおのれの性根を「東京ヴェルディを長年応援していたせいでこうなった」などとのたまったのは、ヴェルディに対するリスペクトに著しく欠けていたと一夜明けて思った。なのでこれからは「横浜ベイスターズを長年応援していたせい」と言うことにします。すみませんでした。

最後店を出るときに箸入れを盛大に吹き飛ばしたのは覚えているが、ちょっとそれ以外の記憶がところどころ曖昧で申し訳ない。が、あれもこれも全てふわっとの“有糖サワー”(要は午後ティ―割り。ちなみに”無糖サワー”もある)なるものが悪いということで勘弁願いたい。なんやあれ。飲みやすすぎやろ。そりゃ潰れる人も出るわ。また、他責思考。

実は終電の列車で一駅だけ寝過ごして、図らずも #ヴェルディ徒歩部 活動をして帰宅した、というオチまでついていたわけですが、5時間近くの飲み会がこんなにあっという間に感じたのは久々でした。皆さまありがとうございました。うるさくて申し訳なかったです。

特に会場の写真は撮ってないので、会の前に読んだ津村記久子さんの「ぐるぐるマップ」読了報告(「文學界」2024年2月号)を代わりに貼っておく。大仰な言葉を使わずにあの日の感動を切り取れるの、やっぱりプロ中のプロの技だよなあ、と思う。文中の言葉を引用するまでもなく、ヴェルディという共通項一つで盛り上がれることって”幸福な人生”の最たる例だよなあ、なんてちょっとかみしめている。まあ僕は清水サポの号泣動画があるとさらに幸福だけど

 

また良ければぜひよろしくお願いします(あと〇〇さん、本当におめでとうございます!!)。