緑がちる

緑はいつか散ります。でもまた実るものです。ヴェルディ&FM日記(予定)

「一皮剥けねば」Football Manager日記 Vol.54

さーて。ゲーム内世界では2023シーズン夏の移籍市場が開幕。

現在J1リーグで3位につける我らが東京ヴェルディ、この期間でうまく立ち回り、何とか後半戦も優勝戦線に踏み止まりたいところです。

 

前回の記事では、

現チームの選手層を点検したうえで、懸案だったCMFのポジションに柏レイソルから椎橋を迎えたところまで書きましたが、

その後さらに動きがありましたのでお伝えします。

 

元々今シーズンはACL参戦に伴う過密日程を見越し、まるまる2チーム分作れるような、少し頭数多めのスカッドを組んでおりました。

今後はACLも決勝トーナメントへと舞台が移り、日程にも余裕が生まれてきますので、

出場機会をもっと与えたい若手選手については、武者修行に出すことを決めました。

 

まず1人目はCDF佐古真礼。J1で残留争いを続けるモンテディオ山形へのレンタルが決定。

現在伸び盛りの20歳、既に能力面はレギュラーであるブエノやンドカボニフェイスと遜色のない彼ですが、リーグ戦での起用時にやや失点がかさんだこともあり、さらに実戦経験を積ませるべきと判断しました。

キャプテン平がいよいよキャリアの晩年に差し掛かっていることもあり、来季はレギュラー候補として考えています。苦境に立つチームを救う活躍を見せ、一皮剥けて帰ってきてほしい。

 

そして2人目がLSB中野伸哉。当初は今夏でのレンタル移籍は考えていませんでしたが、同じくJ1で中位につける大分トリニータから期限付き移籍のオファーが届きました。同ポジションのレギュラー荻原はややケガがちとはいえ、両SBをこなすバックアッパーの川井もいい働きを見せていたので、この話は受けても大丈夫と判断。

今季サガン鳥栖から加入した中野。リーグ戦/ACLともになかなかの活躍ぶりであり、大分から請われる形でのオファーが来たことにも納得。

こちらもさらに一皮剥けた成長ぶりを期待しています。

 

さらには、第4GKに甘んじていた佐藤久弥J2長野に、ほとんど公式戦の出場機会がなかったCDF深澤J2金沢へそれぞれレンタル。合計4名を期限付きで放出しました。

本当はCFWの根本やイスマイラ辺りもレンタル移籍を考えていたのですが、いい感じのオファーが来ておらず、このままOUTの動きは終了ですかね。

根本にはシドニーFCが熱心に声をかけていますが、
Aリーグはこの先12月まで試合ないんですよね。
なので、何より出場機会を与えたい彼に言い寄られても困るんス。

 

そんな中、緑がちる監督も寝耳に水な移籍劇が。

フランスLigue 2のACアジャクシオから、21歳のフランス人アタッカーYanis Cimignaniが、突如期限付き移籍で加入。

いやはや、僕は全く獲得に動いておらず、スカウトからも何の事前報告もなかっただけに、最初この報せを見た時は「何事だろう?」と。ゲームのバグすら疑ったんですが(笑)

よくよく調べてみたら、こんな理由が。

実は東京ヴェルディはこのACアジャクシオと業務提携を結んでいます(現実の話です…が今はどうなってんすかね?笑)。

ACアジャクシオ(フランス)と業務提携のお知らせ | 東京ヴェルディ / Tokyo Verdy

ゲーム内でも両クラブの提携はちゃんと反映されており、こんな取り決めがなされていたようです。

アジャクシオヴェルディへ選手を期限付移籍させることができる。ヴェルディには選手を試合に起用する義務はなく、アジャクシオは可能な時に選手を呼び戻すことができる”

ということで、今回の移籍劇は、ヴェルディ側からのアプローチは一切なく、アジャクシオの一存でやってきた形なんですね。にもかかわらず年俸がウチ負担なのはちょっと癪にさわるけど(笑)

おそらく(僕を含む)ヴェルディサポの9割が忘れていたであろうこの業務提携が、こんな形で作用してくるとは。驚き。

アジャクシオとの業務提携といえば、やはり浮かぶのは澤井(現クリアソン新宿)。
18-19シーズンにレンタルで在籍し、まずまずの活躍ぶりだったのですが、
ヴェルディ復帰後は苦しんだね・・・

ちなみに、このヤニスくん、能力はこんな感じ。

現実ではフランスの世代別代表にも選出歴のある俊英アタッカーのようで、

J1でも通用しそうな能力をしていたのは、ちょっと意外。

それこそアジャクシオからしたら「一皮剥けてほしい」素材なのでしょうが、

エースの高田に方々からちょっかいを出されている我々ヴェルディからしても、救世主になりうる可能性がちょっとありそうです。

なお、その高田には浦和から移籍金総額2億円超えのビッグオファーが舞い込むも、
本人は移籍に全く興味なし。破談の運びになりました。

 

さて、このような移籍劇と並行して、シーズンも進んでいきます。

 

8/19(土)第23節ホーム湘南ベルマーレでは、

高田の決勝ゴールで1-0と、下位相手にしっかり勝ち点3を得ましたが、

とはいえ、シュート20本で1点は反省の余地あり。
新加入の椎橋ですが、中盤の底でさっそくいぶし銀の活躍ぶりを披露しています。

 

問題の試合となったのが、続く8/26(土)第24節モンテディオ山形戦。

J1でも勝利を重ねる緑がちるヴェルディですが、なぜか山形相手には分が悪く

J2時代も含め、この3年間の対戦成績はヴェルディの2勝3敗0分。

直近の5月のアウェー戦でも、小川航基に2ゴールを許し、敗戦を喫しています。

 

前回メンバーを落として敗れた苦い経験から、今節は現在のベストメンバーをしっかり起用したのですが・・・

 

前半10分、CFWラファエルが右足で合わせたシュートは左ゴールポストに・・・

 

前半22分のCMF石浦のヘディングは右ゴールポストに嫌われ、圧倒的に攻め立てながらも運が味方してくれません。

 

そして前半25分、カウンターチャンスから山形FW遠野がクロスを上げると、

最後OMF石毛が放ったシュートがゴールネットを揺らし、山形が先制!!

またも相性差がもろにでる展開となってしまいます。

東京V0-1山形

 

ヴェルディはビハインドのまま前半を折り返すと、後半も流れは変わらず。

頼れるエース高田も、この日は精彩を欠きます。

51分、RSB原のスルーパスから生まれた決定機を元タイ代表GKヨスに防がれ・・・

 

71分、中央突破から生まれた超決定機も、再びヨスに防がれてしまいます。

いやあ、2億円の値札がついた男なら、どちらかは確実に決めてほしかったところですが・・・

 

・・・最後まで山形のゴールをこじ開けることができず、試合はこのまま終了。

東京V0-1山形

ヴェルディ延べ26本ものシュートを放ったにもかかわらず無得点。大いに反省しなければ、、、

山形の監督は新任の安部氏。試合後に軽く馬鹿にされる緑がちる。ムキー

Football Managerというゲームは、自クラブの格によって相手チームがとってくる戦術も変わります。

昇格したての昨シーズンであれば、ヴェルディ相手にはどこも攻撃的な布陣で来てくれていたので、前がかりになる相手を引いていなしつつ、カウンター一閃で仕留めることができていたのですが、

ここまで好成績を残し続けてきたことにより、守備的な布陣を敷いてくるチームが増えてきたので、ちょっと今までの戦い方を過信しすぎると、またドツボにハマる可能性もありそうです。

 

いちばん「一皮剥ける」必要があるのは、もしかしたら監督であるワタクシ緑がちる自身かもしれないですね・・・。

夏の移籍期間も残りあと3日。がんばろ。

 

では。