緑がちる

緑はいつか散ります。でもまた実るものです。ヴェルディ&FM日記(予定)

「手あたり次第」Football Manager日記 Vol.38

現実のJリーグ2021年シーズンも、ついに幕を閉じてしまいましたねえ。

残すは天皇杯の準決勝・決勝のみ(今準決勝の2試合観ながらこれ書いてる。BANDOさんは今日もうるさい)。思い返すとあっという間だったなあ。

 

僕の応援する東京ヴェルディはJ2の12位でフィニッシュ。とにかく波が激しいシーズンでしたね(笑)

どこかで昨シーズンの総括、そして新チームのレビュー記事でも書こうかな、とは思っているけど。それはまたおいおい。

まあ2年前までJ1にいた松本が最下位になってしまう魔境J2ですし、

ピッチ外でのゴタゴタもあり、東京五輪の影響で地獄のアウェイロードもあり、という点も含めると、

結果として降格しなかっただけでも良しとすべきなのかも。理想が低くてちょっと悲しいけど。

 

しかしですね、これから本格的に出会い別れのストーブリーグがやってきてしまうと思うと、

刈られる立場であるJ2チームを応援している立場としては、若干(どころではないか)憂鬱になったり。

既に「某エルゴラライターのnoteに誰々がどこどこからオファーって書いてある」とか、

「インスタで選手の関係者が何やら匂わせ投稿をしてる」とか、

「ファンクラブ限定イベントで見たけど、髪を黒く染めなおしてた誰々はヤバいのでは」みたいな話が、

嫌でも目に入ってきてしまうんですよね。何で人の髪色ごときで心をざわつかせなくちゃアカンねん。

 

自分も「移籍なんてのはな、俺らが騒ごうが騒ぐまいが、決まるときは決まっちゃう代物なんだよ」みたいにどんと構えてる、なんて図太い神経の持ち主ではもちろんなく、

噂のインスタアカウントをチェックしながら「この類の匂わせ投稿ってのは、誰に向けて発せられたものなのだろう」としばし考えてみたり、

職場でも頻繁にTwitterを更新しながら「え…公式Twitter更新しとるやんけ…選手の誕生日のお知らせかい!紛らわしいわい」とかやってるんでお仕事もなかなか進まず、

まあとにかく非生産的な忙しさ。

当然年末年始も穏やかな時間とはいかず、

「事務所が休業期間だろうが、移籍ネタは来るときは来る、覚悟しろ」とゲリラ戦に臨む兵士のごとく殺気立っており、全く気が休まらない。

サポーターというものは、もしかしたらとんだ業を背負ってこの世に産み落とされた存在なのかもしれませんね。

 

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みんな大好きtkqさんの至言。

 

そんな中、我がFootball Manager 2021の箱庭上もストーブリーグの真っ最中。

とはいえ、こちらは2022シーズン夏の移籍市場。現実からは半年先に進んでおります。

前回

の続き。

 

そういえば、FM界隈のブロガーさんで、また一人素晴らしい記事を書かれる方が登場されまして。トップのリンクを貼っておきますね。

4222tactics.blogspot.com

 

この「4222」さんの記事の中に、

[FM22] Football Manager With Clear Football Philosophy (フットボール哲学を持ってFMをプレイする)

というものがあったのですが、この中の一節。

 

>監督はどのようにプレイしたいか、どのようなフットボールの哲学を持ってマネージメントするかはっきりと考えを持つ必要があるということです。そして、それをチームに浸透させていき、チームのマインド、哲学を変化させるのが監督の仕事だということです。

(中略)

>例えば、KloppのFootball哲学を監督が持っていた場合、スカウトポリシーは前線の選手であれば、スピード・加速力があり、判断のスピードが早く、献身性がある選手をスカウトする。身体的な衰えを考え、〇〇歳以上とは契約をしない、延長しない。トレーニングでも強度を高く、プレッシングが戦術の中で重要であるため、前線からのディフェンスの練習に重点を置く。などなど、自動的にどうすべきか、どのような指針をもてばいいのかが決定されることがわかると思います。

 

・・・実に耳が痛い(笑)

 

ワタクシ緑がちるのFM上での行動といえば、

・夏の移籍期間では真っ先に”契約満了(6ヶ月)”で検索をかけ、知ってる選手に手あたり次第オファーする(笑)

・情にほだされ、もしくはチーム内の不満を恐れ、とりあえず影響力の大きいベテランとは契約延長しておく(笑)

・トレーニングは全部コーチ任せ、日程に余裕が出たときに、手動でセットプレー練習をねじ込む。以上!(爆笑)

 

と、この記事内での哲学もへったくれもない場当たり的プレイをかましております。

まあ、そんな雑さ加減でもなんとかなるのが、このゲームの懐の深さということでしょうね(適当)

 

さて、そんなダメマネージャーが率いるヴェルディにも、

契約切れが近い選手に声をかけまくった甲斐あって、

翌2023シーズンからフリーで加入してくれる3選手が決まりました。やったぜ。

 

※昔の記事にも書きましたが、改めて。

Football Managerでは、契約満了日が一定期間以内ですと、

選手と直接交渉のうえ、移籍金0で事前に獲得を決めることができるのです

(入団は現チームとの契約満了を待ってからになりますが)。

 

リーグによって、いつから直接接触できるのかは異なるようですが、

Jリーグの場合、その期間は「6カ月以内に契約満了日を迎える場合」となっています。

※こちらの方法で獲得を行うには、選手画面”移籍”タブを選択するのではなく、

 選手画面“契約”タブから、”契約オファー”を選択します。

f:id:Midorigachill:20210731170029p:plain契約が7カ月以上残っている場合は、こんな表示が出るが…

f:id:Midorigachill:20210731170259p:plain契約が6カ月未満だと、そのまま契約交渉画面に遷移する。

 

①GK 若原 智哉(22)

現所属:京都サンガ

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京都サンガの下部組織出身、古都が誇る若き守護神です。

現実では今シーズンも終盤でケガをするまで定位置を確保、チームのJ1昇格に大きく貢献しました。

ゲーム内では2022シーズンもJ2で11位とやや不調な京都、

若原本人も永井堅梧と出場機会を分け合っていることもあり、なかなか契約話がまとまらなかったのでしょうか。

来シーズンはあわよくばACL出場権すら伺えそうな絶好調ヴェルディ、まずはマテウスのバックアップとして、そして将来の守護神候補として、

ありがたく引き抜かせていただきます。すまぬすまぬ。

 

②MF 小西 雄大(24)

現所属:徳島ヴォルティス

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こちらは徳島県阿波市出身、地元出身の小柄なダイナモ

G大阪下部組織で磨いた確かな技術に加え、中盤を制圧する運動量や、陣地を回復する推進力も備える。

左足から繰り出される強烈なミドルも武器で、ファインゴールをたびたび決めてきた選手です。

こちらも今年J2で8位に沈むチームにおいて孤軍奮闘。我がチームの中盤にも合いそうなタイプなので、声をかけたら来てくれました。すまぬすまぬ。

ってか、地元を象徴するこの2人をフリーで引き抜いていく鬼畜の所業、現実でやったら命すら狙われかねないですね・・・

 

③MF 小泉 佳穂(25)

現所属:ベガルタ仙台

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現実では今季FC琉球からビッグクラブ浦和に移籍、新生リカルドレッズを象徴するエネルギッシュなプレーぶりを披露しています。

個のスキルに加えインテリジェンスも兼ね備えたアタッカー。実はF東U-15出身だけど、まあ、ね?

ゲーム内では2022シーズンはJ2に降格した仙台でプレーしております。

来年のヴェルディは、既に保有権を買い取られているトップ下の森田が、セレッソへレンタルバックするのが既定路線。

後釜の石浦選手も急成長を遂げていますが、もう1枚計算できる選手を加えたかったため、ダメもとでオファーを出してみたところ快諾。

願ったり叶ったりの補強となりました。仙台もお金ないのかな・・・

 

既にお伝えした通り、夏の補強として助っ人FWラファエルさんと、LSB/LWBの萩原を獲得しており、

引き抜きのオファーもここまでのところ来ておらず、

J1定着の道筋はかなり順調ではないでしょうか。

 

さて、おまけ程度になってしまいますが、

この移籍話がまとまる間の戦績を。

 

2022年8月6日(土)第20節

コンサドーレ札幌戦(HOME)では、

前半40分にRWB藤谷が、白井に対する悪質なタックルで一発退場。これは猛省してな。

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あまりにも軽率すぎるラフプレー。主審も迷わずカード提示。

10人になったヴェルディは、FWラファエルさんを下げ、

5-3-1の布陣で守備を固め耐え続けます。

何とか勝ち点1を掴めるかと思った後半アディショナルタイム3分、

CKから札幌CDF田中駿汰にヘッドで叩き込まれ、ついに陥落。

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これを耐えれば勝ち点を拾えたのですが、致し方なし。

東京V0-1札幌

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数的不利ながらシュートは同数と、食らいつく姿勢は見られたのですが・・・

続く夏場の連戦、

2022年8月10日(水)第21節

清水エスパルス戦(HOME)では、

中盤の底のコンビを、佐藤優平加藤弘堅のベテランコンビに変更。

得点こそPKの1点に留まりましたが、終始ゲームを優勢に進め、見事ウノゼロでの勝利。

勢いのあるこのチーム、一度つまずいてもすぐ立ち上がります。

 

東京V1-0清水

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マテウスとブエノの助っ人守備陣も獅子奮迅の働き。

この連戦の最中、チームに朗報(悲報?)が。

日本代表U-23チームに、森田と石浦の2名が招集されます。

クラブでもトップ下の位置を争う2人が、代表でもライバル関係に。

同年代のエリートたちとのプレーをいい刺激としてほしいところ。あと、頼むからケガしないで。

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何はともあれ、おめでとう!

そしてそして、前節から中2日で迎えた

2022年8月13日(土)第22節

大分トリニータ戦(AWAY)

森田石浦を欠くこの試合では、新たな試みとして

4-3-1-2の新フォーメーションを導入。

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中盤の選手が幅を取れない分、サイドバックの攻撃参加がカギを握る新システム。
やや疲労の見えるラファエルに代わり、今節はイスマイラがスタメン。

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両チームメンバー。現実の本日のヒーロー、高木駿の名前も。

新システムがしっかりと機能したヴェルディ、嵩にかかって大分を攻め立てる。

厚い中盤が即ボールを奪回し、両SBも高い位置をキープしながら、ほぼハーフコートゲーム状態に。

そして前半20分、山本理仁のCKに、2試合ぶりのスタメンとなったイスマイラが、

打点の高いヘディング弾を叩き込んで先制!!

大分0-1東京V

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高さの暴力、イスマイラ。

さらにそのわずか1分後、

中盤の底高江からの裏への絶妙なパス・・・

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類まれなパスセンスを発揮させつつある高江から・・・

絶賛ブレイク中、スピードに長けたFW高田がこのボールにしっかり反応!!

最後はGKをあざ笑うかのようなループシュートで即追加点!!

大分0-2東京V

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大宮育ちの俊英FW高田、弱冠20歳にして覚醒か。

あっさり2点差をつけたヴェルディですが、ここであっさり屈するようなチームだったら何年もJ1で生き残れません。

粘り強い片野坂大分の反撃がここから始まります。

前半25分、大分CMFの小林祐介からこれまた裏への絶妙なボール・・・

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ゲーム内では今季から大分の一員、多部未華子似の小林から・・・

完璧な形でボールを受けた大分FW髙澤、豪快にゴール左隅に蹴り込み1点を返す!!

大分1-2東京V

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レフティの髙澤ですが、ここは右足をしっかり振りぬく。

さらにエンド代わって63分、

平凡なクロスに対して、処理を誤ってしまったマテウス・・・

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うまくボールをはじき切れず、中途半端な処理となったボールに対して・・・

今日はLSHで起用されていた高畑がしっかり反応、無人のゴールに流し込みます!!

大分2-2東京V

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うーん、これは痛恨の失点。

試合はこのまま終了。

新システムは一定の手応えを得ましたが、軌道に乗せるにはさらに守備陣個々のレベルアップが必要になりそうな気も。

大分2-2東京V

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シュート数では圧倒も、それだけでは勝てない曲者、それが大分。

さて、ここまでのヴェルディの戦績は、

まさかまさかの勝ち点45、堂々の2位につけております。

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優勝はともかく、マジでACLいけるんじゃ・・・?

当然このまま最後まで突っ走れるとは思いませんが、

夏の補強、そして来年の加入選手も続々と決まり、

質量ともにさらに充実したチームへと成長していくことが期待されます。

 

まじで、現実のオフシーズンも、このくらいストレスフリーで過ごしたいけどね。

まあ、気楽にいきましょう。

 

では。

 

おまけ

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リストアップしていたものの、年俸面で折り合いがつかなかったSB初瀬。

磐田への移籍が決まったらしい。