緑がちる

緑はいつか散ります。でもまた実るものです。ヴェルディ&FM日記(予定)

「首都圏バトル4」Football Manager日記 Vol.39

・・・この企画、今年もやってたんですね。ご存じでした??

自分はこの年の瀬になって初めて知りました。

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現実のJリーグは移籍期間の真っ只中ですが、

こちら私緑がちるのFootball Manager内2022シーズンもいよいよ後半戦。

 

前回

の続き。

 

J2戴冠の勢いそのままに、

J1でも快進撃を続ける我が東京ヴェルディは、

2022年8月20日(土)第23節

ヴィッセル神戸にホーム味スタで4-0と圧勝、

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高田とラファエルの2トップがいよいよ本領を発揮してきた感。
U-23代表に召集中の森田と石浦に代わりトップ下を務める高江も、
数々の決定機に絡む充実のパフォーマンス。

続く中3日での連戦となった

2022年8月24日(水)第24節

アウェイ大宮アルディージャ戦でも、

新システム4-3-1-2が機能し、3-0で快勝。

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大宮は中盤の底を務めた吉野の退場も響き、なす術なく敗れる。
それにしても横取りされた至宝高田に恩返し弾2発を喰らうとは、
大宮サポの憤懣たるや・・・といったところでしょう。すまぬ。

第24節消化時点でまさかの首位につけております。

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首位のヴェルディ(勝ち点51)を追いかけるは昨年王者の川崎フロンターレ(勝ち点47)とFC東京(勝ち点同47)、そして横浜F・マリノス(勝ち点46)。

まだ残り10試合を残しているとはいえ、5位のセレッソ大阪が勝ち点41と少し離されているので、

トロフィーはこの4チームのどこかの手に渡る可能性が大きいように思われます。

さながら冒頭の「首都圏バトル5」ならぬ「首都圏バトル4」の様相を呈してまいりました。

 

ちなみに、首都圏バトルの元ネタはこちらです。なんとも切ない企画。

大宮、千葉、東京V、横浜FCが「首都圏バトル4~じゃない4の逆襲~」を実施:Jリーグ.jp

 

さて、夏の移籍市場もクローズしたタイミングということで、

今一度この4チームの夏の移籍動向、そして現有戦力について確認をしたいと思います。

 

1位:東京ヴェルディ(勝ち点51)

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できすぎ。

 

昨季メインとしていた4-1-2-3から3-4-1-2の新フォーメーションへ移行しましたが、これが吉と出たのか。

GKマテウスに加え、平とンドカボニフェイス、そして新加入のブエノが構築する鉄壁の守備陣が躍進の土台となっていることは間違いなく、

さらには新加入のイスマイラがチームに「高さ」という新たなストロングをもたらし、

同じく大宮から新加入の高田が、緑の新エースとして覚醒を果たしつつあり、

藤谷や高江といった新戦力がすんなりとチームにフィットし、

怪我人の少なさにも恵まれる、という好条件ばかりが重なっています。

 

実際、これまでのFMヴェルディプレイの経験上、J1昇格後にこれだけうまくいったシーズンはなかなかなく、

「まずは中位が目標かなあ、解任されないようにだけ気をつけていきたいなあ」くらいの見立てでしかなかったので、

現状にいちばん戸惑いを覚えているのが僕です(笑)

まあ、10代後半~20代前半の選手が急激に成長を遂げる、というFMの特性と、

ヴェルディが抱えている選手層がうまくマッチしたところもあるとは思うけど。

 

あと、FM2020プレイ時には、

若手有望株には軒並み引き抜きのオファーがあり、とにかくそこに苦慮したものですが、

今回強奪された主力の若手は、今のところ森田だけ(あと去年やむにやまれず阿野も売却してしまったけど)。しかも森田はセレッソがレンタルバックしてくれたし。

理仁とか石浦あたりに接触がなかったのが意外でしたが、まあありがたい。

 

夏の移籍のIN/OUTはこちら。

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LWBの荻原とCFWのラファエルを獲得。

ともにすぐにスタメンに名を連ね、後半戦のキーマンとなっております。

ラファエルは契約残り6カ月未満でしたので、この移籍金の安さ。掘り出し物でしたね。

 

OUT

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荻原のトレード要員として3名も差し出すことに(笑)

それだけ左サイドの若手が喉から手が出るほどほしかったんです。

山下の放出は苦渋の決断でしたが、3-4-1-2への移行によってポジションも失ってましたしね…。

松橋は武者修行先の中国で試合に絡めず。レンタルをいったん打ち切り、立花と一緒に鹿児島へ再度期限付き移籍をさせました。

 

ラスト10試合、失うもののない我々は、とにかく駆け抜けるだけ。

ひょっとしたら…ひょっとするかもしれません。

 

2位:川崎フロンターレ(勝ち点47)

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昨季J1王者の川崎。

世界線では三笘も田中碧もチームに残留しており、さらには三好や徳島のカカ等を獲得して臨んだ盤石のシーズン。だったはずなのですが。

FC東京に0-4で完敗を喫したり、アビスパ福岡にも同じく4失点して敗れた試合があるなど、守備面に少なからず不安を抱えているようです。

そういや山根がなぜかCDFやっているけど、これはおそらくゲームデータの間違いゆえですね。

夏の移籍のIN/OUTはこちら。

IN

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ヴェルディの後塵を拝している現状を打破すべく、夏にも積極的な補強を敢行。

フィンランド代表アタッカーのラッパライネン、オーストラリア元代表ハロラン(そういや長崎にもちらっといたね)、ポルトガル人アタッカーのサルバドールといった助っ人たちを獲得。とにかく「質で殴り勝つ」という思想が垣間見えます。

それに飽き足らず、優勝を争うライバルのマリノスから2.5億の移籍金でレオセアラーを、さらにさらに4億投資して浦和から橋岡を獲得するなど、前のめりすぎる補強の姿勢はもはや正気の沙汰じゃない。

何が何でも王者の座は他所に渡さない、という決死の覚悟が見えますね。恐ろしい・・・

 

OUT

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橋岡とトレードのような形でマギーニョが浦和に移籍。

宮城や鈴木、佐々木といった有望株をレンタルで放流する等、将来への投資にも余念がありません。

それにしても大量の助っ人獲得に対して、OUTはわずか4人。ちょっと選手抱えすぎでは。

 

3位:FC東京(勝ち点47)

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優勝できなくていいから、彼らよりは上にいたい(笑)

 

FC東京も今季好調をキープ。ディエゴオリベイラレアンドロアダイウトンのブラジル人三銃士が合計25ゴールをマークしています。

攻撃面における彼らへの依存度の高さがシーズン終盤でどう出るか。さらにもう一人か二人ニューヒーローが登場すれば、悲願のJ1優勝も夢ではなさそう。

夏の移籍のIN/OUTはこちら。

IN

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そのニューヒーローとなりうる若手のアタッカーを4名獲得。

シティチョークパソは昨シーズンのブログ記事でも紹介した、タイの若手アタッカー。

山田寛人と山田康太はともに所属クラブではあまり試合に絡めていませんでしたが、持っているポテンシャルは折り紙付き。環境が変わって覚醒なるか。

そして、財前淳はかつて京都サンガU-18で10番を背負い、現在はオーストリア2部でプレイするストライカー。逆輸入のJで結果を残せるでしょうか。

 

OUT

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余剰戦力の整理に費やした形ですね。

アルトゥールシルバは母国へ帰還。他は全て期限付きでの放流。

IN/OUTともに川崎と比べると地味ではありますが、現有戦力に寄せる信頼の証といえるでしょう。

 

4位:横浜F・マリノス(勝ち点46)

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こちらも川崎と同様、この夏に大幅にチーム改革を断行。

IN/OUTともに大物が揃っており、一つ間違えればチームが瓦解しかねないレベルの血の入れ替えではあります。

それでも、このくらいの賭けに出ないと優勝戦線を勝ち抜くことはできないと判断したのでしょう。ラスト10試合、目が離せないチームとなりそうです。

気になる夏の移籍のIN/OUTはこちら。

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一番の目玉は彼でしょう。香川真司が帰ってきました。

どうやらPAOKとの契約が満了していたようで、フリーでの加入です。12年ぶりのJでのプレイ。最後に一花咲かせられるか。

さらには、あの「元問題児」邦本も獲得。韓国でのプレー経験で生まれ変わった姿を見せたいところ。

助っ人勢も粒ぞろい。韓国の逸材アタッカーJun(実際の表記はJeonが正しいかも) Se-Jin、タイのスター選手ウォンコーンに投資。

さらには、ポリバレントな守備能力を誇るフランス人リュカ・ルジョー、スポルティングヒホンの下部組織出身LSBのジエゴ、そしてシリア代表のGKイブラヒム・アルマをフリーで獲得。この辺の多国籍軍な感じは、CFG感もちょっと感じられますね。

(シリアのアルマって何か聞いたことあるなあと思ったら、パントキックの代わりにパンチング使うことで話題になった選手でした(笑)

OUT

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放出メンバーも錚々たる顔ぶれ。

とりわけ、絶対的な守備の柱であったチアゴマルチンス、そして今季も好調を維持していたレオセアラーの放出は痛手。しかもセアラーの移籍先は、優勝を争う川崎という…

オナイウやわたなべといった準主力も放出していますが、これがラストスパートに向けてどう影響するか。

ただ、今夏に得た移籍金はまだまだ使い切れていない印象なので、今冬のオフに札束を手に暴れまわる可能性もありそうで、

過去のプレイでもマリノスに何度も引き抜きをくらった僕としては、そっちの方が心配…。

 

さて、泣いても笑っても残り10試合。

首位に立つとはいえ、我々はあくまでチャレンジャーの身。

ライバルクラブ同士のヒリつく「首都圏バトル4」ですが、余計なプレッシャーがないことは、ヴェルディにとってアドバンテージに働くかもしれません。

終わったとき一つでも上の順位に立てるよう、厳しく楽しく戦っていきたいところでございます。

 

では。