緑がちる

緑はいつか散ります。でもまた実るものです。ヴェルディ&FM日記(予定)

「J2六傑」Football Manager日記 Vol.18

既に第33節まで試合を消化、

シーズンも佳境を迎えている(僕のFootball Manager上での)2021年J2リーグ

今回は我がヴェルディ、及びそのライバルとなる昇格候補たちの現状を確認したいと思います。

彼ら、名付けて「J2六傑」。

 

前回

「覚醒」Football Manager日記 Vol.17 - 緑がちる

の続き。

 

現在の上位10チームはこんな感じ。我がヴェルディは堂々の首位!

しかしながら、上位陣との直接対決がシーズン終盤に集中していることもあり、

全く油断はできません。

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世界線上のレギュレーションは、

現実と異なり「J1昇格4チーム/J3降格4チーム」となっています。

2チームしか昇格できない現実と比べ、よりチャンスが大きくなっているものの、

ご連の通り7位以下のチームが、上位集団に対して大きく後れをとっていることもあり、

昇格が現実的なのは、下記6チームに絞られたといえるでしょう。

 

1位:東京ヴェルディ(勝ち点68)

2位:モンテディオ山形(勝ち点61)

3位:ジュビロ磐田(勝ち点61)

4位:大宮アルディージャ(勝ち点59)

5位:V・ファーレン長崎(勝ち点58)

6位:ツエーゲン金沢(勝ち点56)

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ちなみに、開幕前のメディア順位予想はこちら。金沢は大サプライズ。

3位予想は京都、4位予想は千葉でした。

まずは、我が軍の現状を。

1位:東京ヴェルディ(勝ち点68)

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ワタクシ緑がちる監督が率いるこのチーム、

せいぜい中位が関の山、という前評判を覆し、堂々の首位に立つ。

特筆すべきは新加入のレジスタ加藤弘堅、(PKキッカーを務めているとはいえ)29試合で13ゴール7アシストの大暴れ。

彼や佐藤優平がゲームを組み立て、常に主導権を握り続けるオフェンシブなサッカーを貫いています。森田や山本といった若手の活躍も嬉しいポイント。

夏にはレンタル中だった藤本をチームに戻し、RSBの立花も獲得。逸材の阿野を失ったものの、昇格に向けて戦力の上積みはできています。

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出場時間でソート。主力は軒並み高評価。

山下や端戸、佐藤凌我といった準レギュラー勢の活躍も目を引く。

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立花はフリーで加入したRSB。前所属はモンテネグロ1部のチーム。

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財政難ゆえ17歳の阿野は売却。サイドアタッカーの持井は期限付きで福島へ。

そして、夏の移籍市場を経た、ライバルクラブの現状はこちら。

2位:モンテディオ山形(勝ち点61)

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堅守と運動量をベースとしたリアクションサッカーで躍進。

CDF熊本栗山のコンビはJ2屈指の堅さを誇ります。

大きな懸念点は、フィニッシュワークを担ってきた絶対的エースのヴィニシウスを、

今夏にC大阪に引き抜かれたことです。

代わりに同チームの超逸材、西川をレンタルで獲得したものの、現時点で迫力不足は否めません。

彼がフィットできるかが終盤戦のカギを握るでしょう。

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山田松本熊本栗山、この4バックは安定の面子ですね。

ヴィニシウスがいなくなった今、攻撃の核はルリーニャ。

 

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ヴィニシウスの移籍金は3,500万+各種オプション。

ついでに、ヴェルディにもいた長谷ママが、宮崎へ武者修行に出ています。

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ヴィニシウスの代役として西川を獲得。

 

 

3位:ジュビロ磐田(勝ち点61)

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J2では規格外のタレントを抱え、下馬評では優勝候補。

やや下位からの取りこぼしが目立つものの、前線の破壊力は間違いなくJ2でNo.1。

こちらも夏にエースのルキアンを母国クラブのCRBに引き抜かれたものの、神戸からテクニシャン安井を完全移籍で獲得。

それに加え、中盤の潰し屋フランス人のベナ、カーボベルデ代表のサイドアタッカーセメド、さらにはボスニアヘルツェゴビナ人のGKベシッチまで獲得(既にコシェレフがいるのに…)。

精力的な助っ人補強で、単なる穴埋め以上のアップデートに成功したといえるでしょう。

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目を引くのが出場時間3位の鈴木海音。パリ世代の超逸材DFです。

遠藤は貫禄の8G10A。

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安井獲得に資金を集中投下。助っ人勢の移籍金はほとんどかかってないですね。

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ルキアンの売却+若手選手を期限付きで放流。総合収支は黒字です。

 

4位:大宮アルディージャ(勝ち点59)

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現実では非常に苦しんでいるチームですが・・・本ゲーム内では4位まで浮上。

こちらも山形と同じく最終ラインの質が高く、チームの好調を支えています。

司令塔の菊池が9G1Aと好パフォーマンスを見せていますが、

一方で2ケタ得点を挙げている選手がおらず、昇格の切符を掴むためには攻撃陣のテコ入れがカギになるか。

夏には湘南からJ3での実績充分の若手アタッカー池田を獲得。彼がチームを昇格へ導く救世主となれるでしょうか。

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守護神クリャイッチの安定感が光る。

CFW中野やLWGの中野にもう少しゴールが欲しい。

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湘南から加入の池田は、2020年J3アシスト王。

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ユース卒の至宝柴山は武者修行へ。そして結果が残せなかったハスキッチやイバを放出。

できれば彼らの代役となるCFWを獲得したかったが・・・

 

5位:V・ファーレン長崎(勝ち点58)

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磐田と並んで今年のJ2優勝候補と目された彼ら。

タレントの質だけでいえばJ2トップクラスでしょうが、序盤戦はやや苦しみ、吉田監督も解任という憂き目に。

松田監督代行を経て、現在チームを指揮するのはランコポポビッチ

持ち前の攻撃的なスタイルがチームにうまくはまっている印象です。

スクショしたタイミングが悪く、上のフォメ画像に名前がありませんが、

エジガルジュニオが既に20G到達と大暴れしております。

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エジガル&ウェリントンハットの助っ人コンビは超J2級。

二見や新里といったいぶし銀の活躍も光ります。

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補強はレンタルのみと控えめだが、F東京の品田獲得は大きい。

流出したカイオセザールの代役となれるか

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圧巻のフィジカルで中盤を制圧したカイオセザール、母国復帰。

攻守に絶大な存在感を発揮した彼を失ったことがどう出るか


6位:ツエーゲン金沢(勝ち点56)

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今シーズン最大のサプライズといっていいでしょう。

残留争い必至と目されていたチームが、ここにきてなお充分昇格の可能性を残す位置につけています。

チームをけん引するのが、30歳にして得点能力が完全に開花したCFW瀬沼。

ここまでリーグトップの22ゴールをマーク。分かっていても止められない、今シーズンはそんな異次元の活躍ぶりです。

もちろん、藤村と大橋という質の高いドイスボランチの存在があってこそ、彼が輝いているのは間違いないでしょう。

単なる堅守速攻だけのチームから脱却しつつある今、J1昇格も絵空事ではありません。

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瀬沼の陰で9ゴールマークしている丹羽も十分立派。

Jリーグ三大「シオン」の名に恥じない活躍ぶりである(?)

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期限付とはいえ、獲得も野心的。

藤川と高木の加入で左サイドの選手層は厚くなった。

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ベテランCDF作田は鳥取で再起を期す。

さて、僕ら彼らの現在地を確かめたうえで、
3試合だけ進めてみました。

 

第34節、アウェイ千葉戦は4-1で圧勝!!

10番藤本が2ゴールの大活躍ぶり。途中出場の佐藤凌我も久々にリーグ戦でのゴール。

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手薄なLWGに石浦を起用してみましたが、いまいちなパフォーマンス。

彼はやはりインサイドの選手かな。

しかしながら、第35節ホーム金沢戦は、

案の定瀬沼にゴールを決められ、そのまま0-1で敗戦・・・。

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初スタメンの立花は不安定なパフォーマンスに終始。うーん。

そして、この大事な時期に守護神マテウスが負傷。

1カ月近くの戦線離脱を余儀なくされます。

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よりによってこの時期に・・・そんなァ・・・

彼の代わりに長沢がゴールマウスを守った第36節ホーム山口戦は

森田のゴールを守り切り、1-0で辛くも勝利!

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GK長沢は気合の入ったパフォーマンスで、チームの完封勝ちに貢献!

順位こそ変わらないものの、

どのチームも必死に昇格戦線に食らいつきます。

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この3試合での勝ち点数は

東京V+6/山形+7/磐田+7/大宮+6/長崎+6/金沢+4

ヴェルディの残り6試合は地獄のような日程(笑)

俗にいう「6ポイントマッチ」が続くため、

現在首位の我々ですら、最終的に昇格圏外に振り落とされる可能性も・・・

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守護神を欠く中、本当に本当にヒリヒリした闘いとなりますが、

ここを乗り越えれば、歓喜の瞬間が見えてきます。

 

どんなに泥臭い形だろうと、ここに来たらもう結果が全て。

「昇格したい!」という気持ちをより強くもったチームが、

<六傑>から<四傑>になる資格を得られることでしょう。

 

俺らが、掴もう、昇格。

 

では。