既に第33節まで試合を消化、
シーズンも佳境を迎えている(僕のFootball Manager上での)2021年J2リーグ。
今回は我がヴェルディ、及びそのライバルとなる昇格候補たちの現状を確認したいと思います。
彼ら、名付けて「J2六傑」。
前回
「覚醒」Football Manager日記 Vol.17 - 緑がちる
の続き。
現在の上位10チームはこんな感じ。我がヴェルディは堂々の首位!
しかしながら、上位陣との直接対決がシーズン終盤に集中していることもあり、
全く油断はできません。
本世界線上のレギュレーションは、
現実と異なり「J1昇格4チーム/J3降格4チーム」となっています。
2チームしか昇格できない現実と比べ、よりチャンスが大きくなっているものの、
ご連の通り7位以下のチームが、上位集団に対して大きく後れをとっていることもあり、
昇格が現実的なのは、下記6チームに絞られたといえるでしょう。
1位:東京ヴェルディ(勝ち点68)
2位:モンテディオ山形(勝ち点61)
3位:ジュビロ磐田(勝ち点61)
4位:大宮アルディージャ(勝ち点59)
5位:V・ファーレン長崎(勝ち点58)
6位:ツエーゲン金沢(勝ち点56)
まずは、我が軍の現状を。
1位:東京ヴェルディ(勝ち点68)
ワタクシ緑がちる監督が率いるこのチーム、
せいぜい中位が関の山、という前評判を覆し、堂々の首位に立つ。
特筆すべきは新加入のレジスタ加藤弘堅、(PKキッカーを務めているとはいえ)29試合で13ゴール7アシストの大暴れ。
彼や佐藤優平がゲームを組み立て、常に主導権を握り続けるオフェンシブなサッカーを貫いています。森田や山本といった若手の活躍も嬉しいポイント。
夏にはレンタル中だった藤本をチームに戻し、RSBの立花も獲得。逸材の阿野を失ったものの、昇格に向けて戦力の上積みはできています。
そして、夏の移籍市場を経た、ライバルクラブの現状はこちら。
2位:モンテディオ山形(勝ち点61)
堅守と運動量をベースとしたリアクションサッカーで躍進。
CDF熊本栗山のコンビはJ2屈指の堅さを誇ります。
大きな懸念点は、フィニッシュワークを担ってきた絶対的エースのヴィニシウスを、
今夏にC大阪に引き抜かれたことです。
代わりに同チームの超逸材、西川をレンタルで獲得したものの、現時点で迫力不足は否めません。
彼がフィットできるかが終盤戦のカギを握るでしょう。
3位:ジュビロ磐田(勝ち点61)
J2では規格外のタレントを抱え、下馬評では優勝候補。
やや下位からの取りこぼしが目立つものの、前線の破壊力は間違いなくJ2でNo.1。
こちらも夏にエースのルキアンを母国クラブのCRBに引き抜かれたものの、神戸からテクニシャン安井を完全移籍で獲得。
それに加え、中盤の潰し屋フランス人のベナ、カーボベルデ代表のサイドアタッカーセメド、さらにはボスニアヘルツェゴビナ人のGKベシッチまで獲得(既にコシェレフがいるのに…)。
精力的な助っ人補強で、単なる穴埋め以上のアップデートに成功したといえるでしょう。
4位:大宮アルディージャ(勝ち点59)
現実では非常に苦しんでいるチームですが・・・本ゲーム内では4位まで浮上。
こちらも山形と同じく最終ラインの質が高く、チームの好調を支えています。
司令塔の菊池が9G1Aと好パフォーマンスを見せていますが、
一方で2ケタ得点を挙げている選手がおらず、昇格の切符を掴むためには攻撃陣のテコ入れがカギになるか。
夏には湘南からJ3での実績充分の若手アタッカー池田を獲得。彼がチームを昇格へ導く救世主となれるでしょうか。
5位:V・ファーレン長崎(勝ち点58)
磐田と並んで今年のJ2優勝候補と目された彼ら。
タレントの質だけでいえばJ2トップクラスでしょうが、序盤戦はやや苦しみ、吉田監督も解任という憂き目に。
松田監督代行を経て、現在チームを指揮するのはランコポポビッチ。
持ち前の攻撃的なスタイルがチームにうまくはまっている印象です。
スクショしたタイミングが悪く、上のフォメ画像に名前がありませんが、
エジガルジュニオが既に20G到達と大暴れしております。
6位:ツエーゲン金沢(勝ち点56)
今シーズン最大のサプライズといっていいでしょう。
残留争い必至と目されていたチームが、ここにきてなお充分昇格の可能性を残す位置につけています。
チームをけん引するのが、30歳にして得点能力が完全に開花したCFW瀬沼。
ここまでリーグトップの22ゴールをマーク。分かっていても止められない、今シーズンはそんな異次元の活躍ぶりです。
もちろん、藤村と大橋という質の高いドイスボランチの存在があってこそ、彼が輝いているのは間違いないでしょう。
単なる堅守速攻だけのチームから脱却しつつある今、J1昇格も絵空事ではありません。
さて、僕ら彼らの現在地を確かめたうえで、
3試合だけ進めてみました。
第34節、アウェイ千葉戦は4-1で圧勝!!
10番藤本が2ゴールの大活躍ぶり。途中出場の佐藤凌我も久々にリーグ戦でのゴール。
しかしながら、第35節ホーム金沢戦は、
案の定瀬沼にゴールを決められ、そのまま0-1で敗戦・・・。
そして、この大事な時期に守護神マテウスが負傷。
1カ月近くの戦線離脱を余儀なくされます。
彼の代わりに長沢がゴールマウスを守った第36節ホーム山口戦は
森田のゴールを守り切り、1-0で辛くも勝利!
順位こそ変わらないものの、
どのチームも必死に昇格戦線に食らいつきます。
ヴェルディの残り6試合は地獄のような日程(笑)
俗にいう「6ポイントマッチ」が続くため、
現在首位の我々ですら、最終的に昇格圏外に振り落とされる可能性も・・・
守護神を欠く中、本当に本当にヒリヒリした闘いとなりますが、
ここを乗り越えれば、歓喜の瞬間が見えてきます。
どんなに泥臭い形だろうと、ここに来たらもう結果が全て。
「昇格したい!」という気持ちをより強くもったチームが、
<六傑>から<四傑>になる資格を得られることでしょう。
俺らが、掴もう、昇格。
では。