はい、ついに我がヴェルディが初黒星を喫しました…。負けるときはあっさりですね。
完全に鼻高々になっていた、前回
「未だ無敗」Football Manager日記 Vol.9 - 緑がちる
の続き。
まずは第9節、ホームに愛媛FCを迎えます。
分析レポートはこんな感じ。
愛媛ってリアルでも現在20位と低迷中だけど、僕みたいな他サポからすると、タレントはしっかり揃っているチームに見えるんですよね。この面子で不甲斐ない戦いを見せられたら、古くから愛媛を知る解説の大西さんも苦言を呈すると思いますよ。前田の気持ちもわかるけどネ。
現役選手たちも同調…愛媛MF前田凌佑が解説者の発言に「初めて途中からミュートにしました」(ゲキサカ) - Yahoo!ニュース
そういや、四国遠征大好きワタクシ緑がちる、四国アウェイ旅の魅力についても色々と書き記したいところなのですが、
それはまたゲーム内でアウェイ愛媛戦を迎えた時にします。
ヴェルディは前節相模原戦で2ゴールをあげた端戸がスタメン。
前半9分、ヴェルディにチャンス。
好調ヴェルディは愛媛を終始圧倒するも、愛媛も粘り強い守備でゴールを割らせない。
前半はスコアレスで終了。
東京V0-0愛媛
試合は後半早々動きます。
48分、右サイド奈良輪が単騎突破でエリア内へ。
対応した前野の強引なタックルがファウルの判定となり、ヴェルディがPKを奪取!
またしてもPKで先制!!このゲーム、PK多くない?こんなもん??
古巣キラーとしても名高い小池、またも前所属の愛媛相手にゴールを奪う形に。
東京V1-0愛媛
先制後もヴェルディは手を緩めません。続く56分。
完璧なショートカウンターがさく裂し、あっさり追加点を奪います。
東京V2-0愛媛
その後、縦一本で相手CFW藤本に裏を取られ1点を返されるも、
80分には、
私生活でもとても仲の良い「コイカジ」コンビでゴールを奪い、愛媛を突き放します。
試合はこのまま終了。開幕9試合負けなしとなりました。
東京V3-1愛媛
週2回試合の過密日程からも解放されたヴェルディ、
意気揚々と向かったのは第10節、アウェイでのブラウブリッツ秋田戦です。
秋田は2020年シーズン、吉田謙監督の下J3で快進撃。開幕28戦無敗のJ新記録を打ち立て、堂々のJ3優勝・J2昇格を果たしたクラブです。
自分にとっては、他チームながらすごく好きな選手だったJ2屈指のファンタジスタ熊林親吾選手が、キャリアの最後を迎えたクラブって印象が強いです。
秋田市出身の熊林、現在はブラウブリッツU-18の監督を務めているとのことで、将来的にトップチームを率いる姿も見られるのかなあ。
ちなみに、快進撃の立役者である吉田監督、喋り方のクセが相当強く、我々ヴェルディサポの間でも対戦時のDAZNインタビューが話題になっていましたが…(笑)
読売クラブがルーツであり、彼自身のキャリア、そしてメディアに語るサッカー観など、興味深い点が満載の方でもあります。個人的に今J2で一番注目している監督さんです。
FM世界の話に戻しましょう。
4-4-2ベースの堅守速攻サッカーを仕掛けてくるのは、現実世界と一緒。
3月最終週の試合ですが、現地の天候は雪。
さすがJ2日本最北端の地、北国の厳冬はまだ明けません。
今にして思えば、この荒れた天気模様も、我が軍の行く末を暗示していたのかもしれません…。
前半から、雪の影響もあってか思うようにボールをコントロールできないヴェルディ。
とりわけこちらの小池&福村の左サイドが、相手の茂&飯尾のスピードを警戒するあまり、思い切った仕掛けができず機能不全に。
前半8分には秋田のセットプレー。
辛くもピンチを凌ぎますが、この辺りから「今まで通りにはいかないぞ」という嫌な空気が立ち込めてきます。
前半はスコアレスで折り返し。
シュート数で相手に上回られる、苦しい展開です。
ハーフタイムには、最前線の佐藤凌我が孤立気味だったことを鑑み、
3-5-2にシステムを変更。
セカンドボールの回収率UP、カウンターへの対処も試みます。
そして迎えた51分、
警戒していた縦一発でやられてしまったヴェルディ。
平のミスとはいえ、3バック中央の若狭がカバーリングできてないね。
保持時に3バック真ん中を1枚上げる形にしている弊害が出てしまいました。
秋田1-0東京V
焦るヴェルディは、ボールこそ握れるものの、コンパクトな4-4ブロックを敷いてくる秋田相手に、なかなか攻め手が見つかりません。
さらに58分、
単純なパス交換の中で生じた気の緩みからのボールロスト、
エリア内は人数が揃っているにもかかわらず、簡単に相手にシュートを許してしまった集中力の欠如、
なんというか現実でもよく見るような、典型的な勝ってるチームの足元の掬われ方ですよね。
秋田2-0東京V
何とか反撃の糸口をつかみたいヴェルディは72分、
ベテラン端戸の執念のゴールで1点を返す。
秋田2-1東京V
だが、この後も秋田の集中力は全く落ちませんでした。
何度かチャンスを作るも、エリア内からのシュートを秋田が許さず、決定的なシーンは作れません。
試合はこのまま終了。東京ヴェルディ、第10節にして初黒星。
雪で白く光るピッチが、選手たちの目には皮肉めいて映ったことでしょう。
一度つまづいてしまったチーム、ここからどう立て直すかが監督の手腕の見せ所なのですが・・・
続く第11節、ホーム京都サンガ戦ではシュート16本を放ちながらスコアレス。
さらには第12節、アウェイザスパクサツ群馬戦では、一度は逆転するも終盤に追いつかれドロー。
ほんとは前橋のとにかく麺が極太でうまいうどん屋さん「大黒屋」の話とかしたかったのですが
ちょっとチーム状況がそれどころじゃない。
あ、でも大黒屋は行ってみてね。徒歩ではちょっと無理があるけど、前橋駅前でレンタサイクル借りれば、余裕で行けちゃうよ。
営業時間が短いのと、地元民で大混雑しているのですぐ駐車場が埋まる点には注意してください。
3試合未勝利と、ここにきて一気に停滞感が漂ってきてしまいました。
ついに首位も陥落。
※そういえば、今回入れているModのリーグ構成を確認したところ、
2021シーズンのレギュレーションが、現実世界とは異なり、
「4チームJ1昇格/4チームJ2降格」となっているようです。
4位以内でJ1行けるのか…ふへへラッキー。
しかもチーフスカウトを務めていた江尻さんを、古巣ジェフに引き抜かれるというおまけつき。
今後の日程はこちら。
かなりの強敵が待ち受ける4月・5月、
調子が下向きの我が軍にとって、「本当に昇格候補に値するのか?」という問いを突き付けられる、まさしく試金石となる期間でしょう。
天狗になっていた緑がちる監督も、心を入れ替えてチームと向かい合うことを決意しました。
まずは次節ホームジェフ戦、江尻さんの恨みを晴らしたいところであります。
では。