緑がちる

緑はいつか散ります。でもまた実るものです。ヴェルディ&FM日記(予定)

タニ〇チズブズブベイスターズ!!④「2022シーズン」

 

※本ブログ記事はフィクションであり、

実在の人物や団体等とは一切関係ありません。

 

時は2021年。

 

横浜を牛耳る影の実力者、ハマ野ドン氏の強い意向(そしてNGTオーナーへの忖度)を受け、

神奈川県出身及び新潟県出身の選手、そして格安外国人しか所属できなくなった、

新生横浜DeNAベイスターズ

これまでの経緯についてはこちらをご覧ください。

新企画!タニ〇チズブズブベイスターズ!!「プロローグ」 - 緑がちる

新企画!タニ〇チズブズブベイスターズ!!「チーム紹介」 - 緑がちる

タニ〇チズブズブベイスターズ!!③「2021シーズン」 - 緑がちる

 

<プレイ内容>

  • eBASEBALLパワフルプロ野球2020(2021シーズン版)のペナントモードを使用
  • ペナント日程は「オート進行」(自操作なし)
  • 使用球団は「横浜DeNAベイスターズ
  • 所属選手は「神奈川県」もしくは新潟県出身のみ(ゲーム内”出身地”データに準拠)
  • 他11球団の「神奈川県」もしくは新潟県出身選手は、横浜DeNAベイスターズ所属へと変更になる
  • 横浜DeNAベイスターズ所属の「神奈川県」もしくは「新潟県」以外出身の選手は、全て放出される
  • 本放出選手は、横浜DeNAベイスターズ所属へと変更になった他11球団選手に対する補填に充てられる
  • ドラフト・FA・自由契約で獲得可能な選手は「神奈川県」もしくは新潟県出身のみ
  • 獲得可能な外国人「初期年俸3000」のみ
  • 各種アイテムは使用不可
  • 留学・基礎能力練習・特殊能力練習・潜在能力開放に関する縛りなし
  • スタッフ契約に関する縛りなし

<登場人物>

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ハマ野ドン

横浜の政財界を牛耳る影の実力者。

野球と地元神奈川に対する愛が高じて、無茶な選手編成の条件をベイスターズに課す。

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データサイエンティスト市長

ハマ野ドン氏のバックアップを受け、新市長の座を手にした。ドンには逆らえない。

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NGTオーナー

新潟県新潟市出身。横浜DeNAベイスターズのオーナー。

新潟をこよなく愛する。

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源球団代表

横浜DeNAベイスターズの球団代表。

球団を取り巻く環境に日々苦労を重ねている。

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谷マチ夫

本人曰く一介の医師にすぎないらしいが、

ベイスターズの選手編成にも深く携わる謎の男。

 

よお。1ヶ月以上もこの企画放っておかれてたな。

筆者の緑がちる曰く、「会話形式で書く記事が意外と面倒」とのことで。

ふざけた野郎だな。それやりたくて始めた企画じゃねえのかこれ。

あとは、「PS4のスクショをPCに送るのもどうにも面倒」とか。

ITリテラシーの低さも垣間見えるな。

ただ、この前のFM記事にGIF画像を入れすぎた結果、はてなブログの今月分画像ファイル利用量の上限が迫ってきているようで、「仕方ねえから画像軽めのオーペナ記事でも更新するか」みたいなテンションのようです。

そんなやる気のなさなら企画やめちまえ。あとはてなブログも有料版にしろ。

何より更新モチベーションを削ぐ一番の要因と思われるのが・・・

 

タニズブベイスターズ、2年目も堂々の最下位。

 

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1年目の勝率.369を下回る体たらく。

・・・このチームの未来が見えない。そりゃ更新も滞りますね。

・・・やはりこの縛りは厳しかったか。

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防御率はセ唯一の4点台。

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チーム打率も御覧の通り最下位。本塁打がまずまず出ているのは救いだが。

投手陣の数字が印象以上に悪いな。去年より良化したと勝手に思ってたが。

仰る通り、青柳と小笠原の左右Wエースがそれぞれ2ケタ勝利をマークする等、一定の手応えも。ただし、彼らに続く選手が出てきませんでしたね。

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松井漆原井口のリリーフ陣も悪くはないが、盤石の勝ちパターンかというと微妙。

野手陣はどうなんだ。メジャー帰りの秋山加入でチームは変わるかと思ったが。

秋山は疲労の影響もあり、通年での活躍ができず。NPB復帰1年目は少々期待を裏切る結果に。

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一線級の成績を残したのは3番の塩見のみ。打線の高齢化も地味に深刻。

・・・やっぱり、メジャーなんて大したことないんですよ。

(すわ、老害のお出ましだ・・・!)

ドンさん、今年もこの成績では合わせる顔がないですわ。

・・・申し訳ございません。

どうなの。来年こそは期待していいの。

そうですね・・・投手陣は次々と覚醒を果たしておりますので、来年は違う姿を見せてくれるかと。

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JX-ENEOS楽天→タニズブの藤井聖(神奈川県出身)。
今季終盤に能力覚醒。来年はローテ入りを期待したい

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オリックスの黒木(神奈川県出身)。こちらも今期覚醒。
先発/リリーフ両方で雑な起用をされているが、それに耐えうるタフネスぶり。

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横浜高校ベイスターズの2年目左腕松本。
基礎能力が大きく底上げされた。3年後くらいにはエースになっていてほしいが

とりわけ昨年のドラ4高卒ルーキー君島が、蓋を開けたら想像以上の大物ぶりでして。

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4位指名からまさかの大化けをしたルーキーの君島(新潟県出身)。
あとは変化球に磨きをかければ、タニズブベイスを背負って立つ存在に。

同じく高卒ルーキーのドラ1田野も、覚醒こそなかったものの、将来のリリーフエースになれる逸材でした。

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ドラ1の田野(新潟県出身)は期待通りの能力でした。
来年は海外留学で一回りスケールアップを果たしたいところ。

あら^~(満面の笑み)

でも彼らは新潟出身じゃない。神奈川の子はどうだったの。

ドラフト2位の大卒ルーキー田沼はセカンドにコンバート。まだまだ粗は目立ちますが、基礎能力の練習は得意としているようで、伸びしろは期待できそうです。

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選手層の薄いセカンドで勝負をかける(守れるとは言ってない)地元神奈川の星、田沼。

あらそう。ま、何せ楽しみなのは今年のドラフトだ。

そうです、何といっても彼がいますから。

4番ショートとして横浜高校を甲子園優勝に導いた、阿南くんがプロ志望届を提出!

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世代No.1遊撃手が地元神奈川から。攻撃型の選手のようですね。

いいですか。地元のスーパースター候補ですよ。彼への入札以外考えられません。

他球団の動向も不安ですね。かつての仙台育英/平沢大河のように、地元の星に入札してくる他球団がいないといいのですが。

ま、もしそういう球団がいそうだったら、うまく、こうね、やっちゃって。お金はいくらでもあるから。

分かりました。

(分かるなよ・・・)

そんで。他にはどうなの。楽しみな選手はいるの。

候補自体が少ないですが・・・。神奈川出身があと1人、新潟出身が2人のみです。

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タフネスサブマリンの高卒P伊賀(新潟県出身)。
3位で確保できれば万々歳だが、さて。

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社会人リリーバー安岡(神奈川県出身)。
特に目を引く能力もないので、最後の指名でいいでしょう。

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大学屈指の走力を誇る阿久根(新潟県出身)。
本職は外野だが三塁も守れるとのことで、使い勝手のよさそうな選手。

少ないね。まあうまいこと指名して全員確保してください。

ドンさん、あとはですね、守護神の松井がFA宣言をしていてですね・・・

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昨年ポスティングを拒否された恨みは消えず。
今年はFAで泥沼のチームを脱出したがる守護神松井。

却下です。彼ももはや横浜の顔ですから。金ならいくらでもある。

分かりました。札束でぶんなぐってみせましょう。

(かわいそうな松井・・・)

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あっさり頬を差し出した松井。来年以降もよろしくネ

じゃ。後はドラフトだね。よろしく頼むよ。

かしこまりました。

(阿南くんを獲れなかったらどうなることか・・・不安だなあ・・・)

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どんな注目選手がいようが、地元出身の選手じゃなきゃ用はない。

さあドラフト当日だ。

我々の理想の指名は、1位阿南/2位阿久根/3位伊賀/4位安岡ですが、果たして。

 

・・・

 

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各球団1位指名が出そろう!!・・・って、え!?

阿南くんは無事単独指名!よかった!

って喜んでる場合じゃねえだろ。阿久根がまさかの競合指名になってるぞ。

え・・・なんで!?

 

・・・

 

結局阿久根は広島が交渉権を獲得。我がベイスターズはわずか3人の指名しかできず。

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きつい・・・この縛りはきついよ・・・

阿久根の能力、かなり高いじゃないですか!節穴スカウトめ・・・

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おかしいな、こちらのスカウトの見立てだと、
優秀なのは脚力だけだったはずなんだが・・・

まあ阿南くんが来てくれるだけまだよかったじゃねえか。

しかしこの人数のペースの指名じゃ、この先チーム自体が成立するのかすら怪しいですよ。

まあいざとなれば、今回の阿久根みたいな他球団に行っちゃった地元選手も、金銭トレードとかで獲得しちゃえばいいんじゃねえの。

※タニズブベイスは金銭無制限のチームですので、これをやってしまうと、よそにドラフトで獲られてもすぐ取り戻せばええわ、という雑なプレイを招く恐れがありますね。金銭トレードを禁止にする等、措置を検討しましょう。

何ぶつぶつ言ってんだ市長。あとは助っ人に来てもらって何とかするしかないだろ。

巨人を戦力外になっていた外野手のレイス選手(年俸2900万円)、そしてスカウトで見つかった内野手のスタイナー選手(年俸3000万円)を獲得しましたが、どちらも小粒ですね。

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巨人を戦力外になっていたので拾いました。
意外とやれそうな能力してますが、どうかな。

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いかにも格安助っ人らしい中途半端な能力のスタイナー。

まあ年俸も3000万円までの選手しか連れてこれないから、難しいわな。

八方塞がりだよ、もう・・・。

一応今年のドラフト選手3名を振り返っておこうか。

 

 

ドラフト1位:阿南 竜義

内野手 右投右打

18歳 高校卒

神奈川県出身

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既にお伝えした通り、待望の地元のスター候補。「甲子園優勝」という立派な肩書付きです。

ただ、コンタクト能力には大きな課題、守備も荒削りってことで、プロ入りしてからはかなり苦労しそうだな。

最悪外野へコンバートという手もありますが、横浜そんな選手ばっかりだしな。

 

ドラフト2位:伊賀 克拓

投手 右投右打

18歳 高校卒

新潟県出身

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こちらは新潟県出身のアンダースロー右腕。癖のない能力をしていますね。

あとはこのスタミナが本物であれば、わりとすぐに1軍で投げているかもしれないな。

 

ドラフト3位:安岡 吉弘

投手 右投右打

23歳 社会人卒

神奈川県出身

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この選手、もはや唯一の価値が”神奈川県出身”ということだな。何の魅力もない。

そんなこと言わないでください。

 

・・・

 

去年と違い、秋山加入みたいなビッグサプライズもありません。非常に厳しい。

台所事情は苦しいが、まあ進めてくしかねえわな。頑張ろうぜ。

Don’t find fault, find a remedy; Anybody can complain.

が、頑張って・・・

・・・(次の更新はいつになることやら)

「東京ダービー」Football Manager日記 Vol.36

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「さあ行こうぜ 男なら」

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「気持ちを見せろ ヴェルディアーレ」

「俺たちのパス回せば」

「ガスに負けるはずがない」

 

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はい。

 

のっけからキッズサポみたいなやんちゃ極まりないテンションですみません。

いきなりチャントなんか歌っちゃって、我ながら照れちゃうね。

このチャント、そもそもご存じです?

僕、実はリアルではまだ歌ったことないのよ。

 

前々回

「天王山」Football Manager日記 Vol.34 - 緑がちる

そして前回でも予告をさせて頂きましたが、

ついにこの日を迎えました、11年ぶりの東京ダービー

 

そも、東京ダービーとは何ぞやというと・・・

 

(世代ではないので後追いの知識です。誤りがあればご教示を)

 

2000年に「東京」の名を冠するクラブとして初めてJ1に昇格し、

今では国内屈指のビッグクラブへと成長を遂げたFC東京と、

FC東京に遅れること1年、川崎からのホームタウン移転により、

同じく東京のクラブとして活動を続けてきた東京ヴェルディ

 

ともに同じ東京スタジアム(現味の素スタジアム)をホームとするクラブ同士の一戦、

これが東京ダービーです。

 

そもそもこのスタジアムの誕生が、東京ダービーの歴史の始まり。

 

もともとJSLの古豪であり、多数の日本代表選手を輩出していた読売サッカークラブ

1991年のJリーグ発足の際には「ヴェルディ川崎」というクラブ名となり、初年度から参入を果たしました。

当時のヴェルディのホームタウンは川崎市。ホームスタジアムは等々力競技場。

ですが、これは親会社読売の本望ではありませんでした。

練習場であるよみうりランドが、東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがって位置しているとはいえ、

読売の希望はあくまで首都東京をホームとすること。

しかし、当時は都内にJのホーム基準を満たすスタジアムが存在せず。

やむをえず等々力をホームとしていましたが、収容人数の問題等もあり、

ビッグマッチであるチャンピオンシップは国立競技場での開催とするなど、

ホームタウン川崎への愛はないチームであった、といって差し支えないでしょう。

かの読売社長ナベツネも、ヴェルディを全国区のクラブとすること、そしてホームタウンを東京へ移転する意思を隠さず、

「地域密着」の理念を掲げたJリーグ側と対立をしていました。

 

J開幕当初は、スター選手を擁し華々しい戦績を残したヴェルディ川崎も、

1998年に読売新聞社が経営から撤退。

有名選手の退団・高齢化もあいまって、その勢いは急速に落ちていきます。

(さらにいえば、富士通サッカー部を前身とする川崎フロンターレが頭角を現し、1999年には川崎市も市民後援会を発足させるなど、

川崎=フロンターレという図式も鮮明になります)

 

一方、こちらも古豪の東京ガスサッカー部(発足は1935年と、読売クラブよりさらに長い歴史を持ちます)を前身とし、1999年に念願のJ加入を果たしたFC東京

翌2000年にはJ1に昇格し、「キング・オブ・トーキョー」と称されるFWアマラオや、後に日本代表にも定着するGK土肥らの存在もあり、年間総合順位はヴェルディを上回る7位につけます。

観客動員数も2000年時点で(当時は国立と駒沢をホームスタジアムとして使用していましたが)平均1万人を突破するなど、

既に東京に根差したクラブとなりつつありました。

 

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両クラブの平均観客動員数。

そしてついに2001年、東京都調布市東京スタジアムが完成。

 

これに伴い、かねてより東京をホームタウンとしていたFC東京に加え、

川崎市での経営不振」等を理由に、ヴェルディも川崎からの移転を申請し、

このスタジアムをホームに「東京ヴェルディ」と名を変えて再スタートをすることが決まります。

 

移転決定の記事はこちら。

asahi.com:SOCCER WIDE

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そして、当時の誘致活動の空気感を記したFC東京サポの方のお話はこちら。

 

全国区クラブとしての野望が潰え、強力な後ろ盾であった読売新聞も経営から手を引き(とはいえ2008年までは日テレが全額出資していたわけですが)

再起を図り東京に乗り込んできたヴェルディと、

東京の名を冠した初のJ1クラブという自負があり、

地元のサポーターの支持を得て躍進を果たしてきたFC東京

 

色々な視座があると思いますし、当時の状況を知らない自分が断言することはできませんが、

この東京ダービーにおいては、大義FC東京にあると自分は思います。

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過去のリーグ戦でのダービーマッチの結果。
1点差の試合、そしてロスタイム弾が多いんですよね。

とはいえ、その大義名分を振りかざせる立場であることも影響してか、

もしくは(日本代表ウルトラスの中心人物でもある)コアサポの植田朝日氏のキャラクターにも依るのでしょう、

良くも悪くもアグレッシブなFC東京のサポーターの性質なのか、

先鋭化した一部のサポが2005年のダービーで傷害事件を起こしたり、

ユースチームのダービーマッチにおいて、ヴェルディクラブハウスに落書きをするサポも現れたり。

 

また、2008年のダービーでは、今度はヴェルディサポ側が暴行騒ぎを起こしたりとか。


このように、因縁を深めることになった過去のダービーマッチ

先述のように、両者のクラブとしての格の差が広がり続けている現状、

FC東京がJ2に降格、そして1年での昇格を決めていった2011年を最後に、

公式戦での東京ダービーは行われておりません。

 

ちなみに。

 

2003年からヴェルディを応援している自分ですが、

こういった東京ダービーの経緯はおろか、ダービーマッチでのトラブルなんかも全く知らず、

やっと諸々のお話を把握したのが、ネットでサッカー情報を漁るようになった2009年頃。

正直それまではFC東京に特別な感情もなかったですし、

なんなら今でも「彼らに嫌われていることは知ってる、だから僕も彼らが嫌い」というくらいかな。

 

言ってしまえば自分たちが「ヨミウリ」を応援しているという意識が希薄だし、

自分が知った時にはすでに東京にヴェルディがあったし(自分の祖父母が稲城市に住んでいるので、ヴェルディとの縁はそこから)、

彼らから向けられる「くたばれヨミウ」「川崎帰れ」という敵意がイマイチ刺さらないのです。

(それより地元川崎のあんまりサッカー興味ない同僚から言われた「私ヴェルディって嫌いなんだよねえ」って何気ない一言の方がグサグサきた。やはり川崎に後ろ足で砂をかけて出ていった業は深い)

 

どうだろう、FC東京のサポーターの中にも、こういった因縁を肌感覚で分からない世代のサポもだいぶ増えてきているはずで。

逆に「凋落したヴェルディなんか、もはや意識する相手でもない」という層も一定数いるはずで。

そういう意味では、2012年元旦、京都との天皇杯決勝後に、

何の脈絡もなく「ヴェルディだけには負けられない」を歌ってた彼らに対する違和感は、10年近くたった今でも未だに拭えていないのです。

本当に大多数のサポが、あのときあの場所でそれを歌うのを本当に望んでたの?とか。

ま、当事者でもないヴェルディサポの自分が、勝手に彼らの心情を慮るなよ、って話ですけどね(笑)

 

まあでもこれってどこの国のダービーマッチでもそんなものなのかもね。

理屈ではよくわかってない、でも嫌いだから嫌い、

因縁の関係なんてのは、解きほぐせばそんなものかもしれない。

(見下しであれ冷笑であれ)FC東京サポの大多数の意識の中にまだ我々がいるうちに、

何とかしてJ1で再び相まみえたいところなのだけど。

 

めちゃくちゃ長々と、とりとめのない文章を書いてしまいました。

ゲーム内のダービーマッチに話を戻します。

 

2022年7月27日(水)第18節

味の素スタジアムでのFC東京とのダービーマッチ(ホーム側はヴェルディ)。

 

スタメンはさんざん悩みましたが、新加入のラファエルと荻原をいきなり起用することに決定。

中盤の底には山本、トップ下には森田と、

青赤に負けてはならぬ」と教え込まれてきた下部組織上がりの選手も起用。

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ブエノ平ボニの鉄壁3バックが、強力FC東京の助っ人陣を封じられるか。
新加入のFWラファエルには、そのフィジカルとスピードを活かし
相手最終ラインに圧力を加えてもらうべく「プレッシングFW」として起用。

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ダービーマッチに臨む両チームメンバーはこちら。

さあ、11年ぶりのダービーマッチ

いよいよキックオフ!!

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キックオフ!と同時に相手に猛然と食いつく新加入のラファエル。

前半3分、いきなりのアクシデントがヴェルディを襲います。

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いきなりしゃがみ込むトップ下の森田・・・え?

相手との接触のない場面で、いきなりピッチに座り込んでしまった森田。

どうやら右足のふとももに違和感ということで、そのまま石浦との交代を余儀なくされる。

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下部組織上がりの森田、
ダービーマッチへの気負いが空回りしてしまったのか・・・

いきなりの負傷交代でバタつくヴェルディイレブン。

前半5分には、LSB小川のプレースキックから元シリア代表のCDFアルサリフに頭で合わせられるも、これはバーの上。

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間一髪!
そういやレフティの小川がなぜか右足でキックしてる・・・

前半14分にも、

RSH関根の鋭いプレスバックでボールを奪ったFC東京

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三田→ディエゴオリベイラと繋ぎ、そこから裏へ絶妙なボールが・・・!

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しかしこれはオフサイド!!

ただし、守備の人数が揃っていても、一瞬の裏抜けでチャンスを作れる個の能力はやはり脅威。

 

前半16分には、対面のレアンドロに手を焼いていたRWBの藤谷が警告を受ける。

ま、このくらいタイトに削りに行くくらいじゃないと、今日の勝負はモノにできないし、悪くないイエローでしょ(二枚目には気をつけて・・・)

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危険な被カウンターを潰そうとした藤谷。黄紙で済んでよかった感も。

対するヴェルディも、イスマイラとラファエルの外国人2トップがまずまず機能。

29分にはイスマイラのクロスにラファエルが頭で合わせるも、これはベトナム代表GKダンバンラムの正面。

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180cmのCFWラファエル、Jデビュー戦にもかかわらずなかなかの存在感。

一進一退の白熱した試合の中、均衡が破れたかに見えたのは44分。

 

またもLSB小川のFKに、どフリーとなったCDFアルサリフがきっちり左足でゴールに流し込む!!

歓喜に沸くFC東京サポーター!!!

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前半5分と似たような形からゴールネットを揺らされましたが・・・

しかしこれはオフサイド!!

ヴェルディは辛くも難を逃れます。

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奥でフラッグを上げるラインズマン。気づかないF東イレブン。

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リプレイ映像を上から。なんとも微妙な判定には見えるが・・・

これにて前半は終了。

ややFC東京が優勢ながら、スコアレスでハーフタイムを迎えます。

東京V0-0F東京

 

ハーフタイム間のメンバー交代は両者なし。

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後半キックオフ!!

後半に入っても流れはFC東京

54分には敵陣深くまで切れ込んだアダイウトンのクロスから、最後は三田が頭で合わせますが、これは惜しくも枠外。

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ペナ内でのマークが間に合ってなかった。危ねえ・・・

既にイエローを受けているRWBの藤谷、

まだコンディションが万全でない中でスタメンとなった新加入のLWB荻原、

この両翼に代え川井と高江を投入したヴェルディ

とりわけ、この日LWBに投入された高江からチャンスが何度も生まれます。

 

63分、その高江の鋭いプレースキックに、見事合わせたのは新加入のCFWラファエル!!

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今度はヴェルディ歓喜の瞬間!!・・・・と思いきや・・・

かと思われましたが、こちらもオフサイドでゴール取り消し!!

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無情にもフラッグを上げるラインズマン

ぬか喜びとなったヴェルディサポ、ほっと胸をなでおろすFC東京サポ。

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リプレイ見たらがっつりオフサイド(笑)

しかし、この後もヴェルディが波に乗ります。

75分、左サイドから果敢に仕掛けた高江、FC東京のCMF郷家がこれを止められずペナ内でファール!!

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高江の強気な仕掛けが見事に実る!!
FC東京は中盤の底での郷家起用が裏目に。

東京ヴェルディがPKを奪取!!

 

ボールに向かったのは新加入のラファエル。大丈夫だろうな・・・と全ヴェルディサポが固唾をのんで見守る刹那・・・

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対するFC東京のGKはベトナム代表守護神のダンバンラム・・・

心配ご無用!!見事豪快に蹴り込んだラファエル!!

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結構危ないコースに蹴ってんなおい(笑)

ついに先制したのは我らが東京ヴェルディ!!

東京V1-0F東京

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狂喜乱舞するヴェルディサポ。謎ゴールパフォのラファエル。

新加入のラファエル、ここまで必死に体を張ったプレーを見せており、

それが見事報われたPK弾。最高のデビュー戦となります。

 

その後、11人全員で必死に守る東京ヴェルディ

試合終了間際の92分には、小川の直接FKをラファエルが決死のブロック。

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このひたむきさは絶対サポに愛される助っ人だわ、ラファエルさん。

そしてラストワンプレー、

ジュニア時代からヴェルディ一筋の山本理仁がスライディングタックルでRSB中村を阻止、

ここでタイムアップの笛!!

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最後まで体を張り続けた理仁。そして勝利に沸くヴェルディサポ!!

東京ヴェルディ、11年ぶりの東京ダービーを見事制しました!!
お見事!!実にお見事!!!

 

東京V1-0F東京

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MVPはマテウス。強力アタッカー陣を封じたブエノとボニ、
そして決勝ゴールを決めたラファエルが高評価。

いやーいろいろ御託並べましたけど、

やっぱりFC東京に勝つのは素直に嬉しい。ゲーム内だけど試合終了のホイッスル聞いて声出ちゃったもん(笑)

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ハセケン相手にも余裕綽々の名将緑がちる。

たかがゲーム内での出来事なんですけど、

でもこうして改めて東京ダービーについて振り返ってみて、

やっぱり現実でもFC東京とダービーやりてえよな、って素直に思った。思ってしまった。

なんかそういうの興味ねえっすわ的なスタンスでいたかったけど(笑)

マリノスにせよFC東京にせよ、互いの順位やチーム状況も関係なく熱くなれる対戦、

ほとんど経験したことのない世代としては、やっぱり焦がれるものがあるんですよね。

 

冒頭のあのチャント、あれ東京ダービー専用のチャントなんですけど、

いまだにスタジアムで歌ったことないので、ぜひ、いつの日か。

 

とはいえ、FC東京が今の立場を築いたのも、足場を固めるためのクラブの地道な活動、そしてサポーターの長きにわたる貢献のおかげであることは間違いないでしょう。

 

差をつけられてしまった我らがヴェルディも、

一足飛びに追いつけ追い越せというわけにはいかないでしょうし。

 

まずは自分を含むサポ一人一人がチームに貢献していかなきゃね。

手始めに来年のファンクラブ更新するところからかな。

https://www.verdy.co.jp/lp/stfc/2022fc_top/

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なかなか毎試合はスタジアムに足を運べない僕、
お布施代わりのシーズンチケットを買う余裕もない貧乏社会人ですんで、
来年はこの「GREEN PLUS」に加入かなァ・・・

皆さんも、よかったらヴェルディ観戦、どうですか。

 

熱くてやんちゃなFC東京のゴール裏と対照的に、

のんびりまったりな東京ヴェルディのゴール裏もいいもんですよ。

試合内容も波は激しいけど、

若き才能たちがハマったときに見せる魅力的なサッカーは唯一無二。

 

あとキボンの弁当がクソ美味いよ。

 

この記事だけで6,000文字を超え、

載っけたGIF画像の容量も、既に今月分のはてブ写真の上限を迎えそうなので、

そろそろこの辺で。

 

では。

 

「大一番、のその前に」Football Manager日記 Vol.35

いよいよ。2日後に迫ってまいりました。

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前回

「天王山」Football Manager日記 Vol.34 - 緑がちる

でもお伝えした通り、

2日後の7/27(水)、11年ぶりの東京ダービーが待ち受けております。

 

この試合のために、前節柏レイソル戦では累積出場停止となる可能性のあった主力を温存。

残念ながらLWBのレギュラー福村がケガで離脱の見込みですが、それ以外は万全の戦力で臨むことができそう。

死闘となること間違いなしのこの一戦、

さあその結果をお伝えさせて頂きます・・・

 

・・・

 

と思ったのですが、すみません、その前に。

 

7/16(土)より、夏の移籍市場が解禁。

ダービーマッチに臨む前に、一度現在のチームの総点検を行いたいと思います。

実は2人の新加入選手も決定しましたので、そちらのご報告もさせてもらえれば。

 

さて、2008年以来のJ1昇格を果たした我らがヴェルディ

ここまでは望外の3位につけるという絶好調っぷり。

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上位の面々。フロンターレの不調はちょっと意外ですね。

とはいえ、まだまだ選手層は薄く、少し躓いたら一気に下位へ転落、なんて可能性だって否定できません。

前半調子いいたびに 目に浮かぶベルデニック

 

そのためにも肝要になるのが、この夏のマーケットでの立ち回り。

昨年と違い、移籍予算は6,000万円程あり、人件費にもかなりの余裕がある状況。

ちょっとした有望株をよそから引き抜く、なんてこともできてしまうレベルです。

思い返すと去年の夏はくっそ苦しかったからなァ・・・

 

とはいえ、まず第一のミッションは現有戦力のキープ。

昨冬の移籍市場では、エースの森田を引き抜かれるという痛恨の事態がありましたが、

現チームには他にも石浦や佐古といった伸び盛りの若手がいることもあり、

彼らのプロテクトは至上命題です。

(まあ億積まれたら我々もオープンになっちゃうけどね?)

そして、余裕があれば新選手の獲得、及び試合に絡めていない選手の整理をしていきましょうか、などと考えておりました。

 

なお、現チームのスカッドはこちら(少しわかりづらいですが、太字選手がレギュラー格)。

()がついている選手は、現在期限付きで他チームに所属している選手です。

※例外として、森田はセレッソからのローンバックでチームに在籍中。

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まあまあバランスの取れた年齢構成になっていませんか?僕はそう思います(強引)が、

ポジションによっては今すぐ補強が必要なところも。

 

そして、使用フォーメーションはこちらです。

今季導入の3-4-1-2がメインの戦術。

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さらには、セカンドプランとして、

よりポゼッション志向を高めた4-3-1-2の導入も検討中です。

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それでは、ポジションごとのチェック、

及び獲得候補のリストアップを行っていきましょうか。

 

GK

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守護神マテウスがキャリアの最盛期を迎えております。

2ndGKの座を22歳の石井と24歳の佐藤が競う形。

今すぐにではないですが、マテウスの後釜を任せるに足る有望株を、もう一人くらい加えておきたいところ。

石井か佐藤のどちらかも期限付き移籍させたいしね。

 

獲得候補:小畑 裕馬(仙台)

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「獲得候補」とは書いたものの、「このくらいの選手が欲しいよなァ」って願望レベルにすぎません。

U-22日本代表候補にも選出されている(現実の方ね!)、仙台下部組織出身の有望株。

現在はスウォビィクの後塵を拝しているものの、ルーキーイヤーからJ1の試合にも出場した逸材です。

実際のところ、契約が2025年までばっちり残っていますんで、少なくとも今夏の獲得は難しいかな。

仙台はゲーム内ではJ2に降格しており、現在5位。今年昇格を果たせなければ引き抜きを図りたいところですが。

 

CDF

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今シーズンから導入した3バックがうまく機能したことにより、枚数が必要なポジション。

新加入のブエノがMVP級の活躍を披露しており、ボニフェイスとともに堅守の礎となっております。

キャプテン平は既に32歳となり、フィジカル面の衰えが顕著ですが、

後釜の佐古が急成長中であり、今治にレンタル中の深澤もJ3で順調に経験を積んでいる最中ですので、

現時点では補強の優先度は低いです。

 

獲得候補:なし

 

RSB/RWB

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こちらも新加入の藤谷がポジションを確保。RSB/RWBどちらでも積極的なプレーぶりを見せています。

なお、3-4-1-2へ移行したことにより、割を食った形となったRWGの藤本寛也。

10番を背負うプライドを胸に、今はRWBでの定位置確保を目指す。逆足起用だからちょっと特殊な使い方にならざるを得ないけどね・・・

なお、4バック採用時RSBをこなせるのは、藤谷・川井・安在の3名のみ。昨夏加入の立花はポジション争いに絡めず、J3鹿児島への期限付き移籍が決定。

 

獲得候補:初瀬 亮(徳島)

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藤谷と年齢こそ被るものの、両サイドのSB/WBで起用可能な好選手。ウチであればレギュラー候補でしょう。

とりわけ、この先4-3-1-2を本格導入するとなると、幅をとれる選手がSBのみとなりますので、このポジションにどれだけ質が高い選手を起用できるかがカギとなります。

なので、ぜひ欲しい。

今年は徳島にレンタル移籍中。保有元の神戸との契約も今シーズンで切れますので、

隙あらばフリーで掻っ攫ってしまいたいところ。

 

LSB/LWB

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補強ポイント。

レギュラーの福村とは、契約年数で折り合いがつかず、未だ来季の去就が不透明。おまけにつま先の骨折で現在離脱中です。

若手の川井は成長目覚ましいものの、左足でのプレーが不得手のため、縦への攻撃力に欠けますし、

J3で修業中の持井や、今季加入のマルチアタッカー末吉も、定位置確保は難しそうな状況です。

 

獲得決定!!:萩原 拓也(←浦和)

移籍金:4,500万円+山下・長沢・里山

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というわけで獲得したのは、

レンタル先の新潟と京都で名を上げた、攻撃的なレフティのSB/WB。

他にも昨季まで在籍していた安在和(鳥栖)や中野(鳥栖)、石原(湘南)等の獲得も検討していたのですが、

・福村の代役としてすぐにレギュラー起用可能

・WBとしてのみならず、4-3-1-2の導入もにらみ、攻撃的SBとしても起用可能

・今後の成長が期待できる20代前半

という条件を満たしていたのが彼でした。

移籍金も決して安くないですし、それに加えRWGの山下・GK長沢・ユース在籍中の里山の3名まで交換要員として差し出した格好となりましたが、

それだけ喉から手が出るほど欲しかった選手です。

 

DMF/CMF

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3-4-1-2採用時の枠は2枚ですが、今後4-3-1-2を使用することも想定し、多めに選手を確保したいポジション。

とりわけ、佐藤優平とは現時点で契約延長ができておらず、来季チームに残せるかは微妙な状況。

大黒柱の加藤もキャリアの終盤を迎えており、彼らに代わる質の高い選手を安価で獲得したい。なんとわがままなリクエストなことか。

 

獲得候補:小西 雄大(徳島)

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このわがままを叶えられそうな選手が彼。

元徳島出身のMF、サイズこそありませんが、自分で運ぶこともゲームメイクすることもできる、おまけにフィニッシュにまで絡める万能型の選手です。24歳という年齢も今のチームにはちょうどいい。

ありがたいことに、徳島との契約期間終了が迫ってきている模様。現年俸も激安だし、契約延長の話が進む前に、何とか横取りできればなァ・・・とか勝手に考えております。

ちょっと徳島の選手狙いすぎな気もするけど、個人的な恨みがあるわけじゃないからね?うん。全然ないよ。

 

OMF

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引き続き絶対的なエースとして君臨する森田ですが、既に彼の心はセレッソのもの。あゝNTR

とはいえ、石浦がその穴を埋められそうな勢いで成長をしておりますので、まあここも補強はすぐには必要なさそうな。

欲を言えば、逸材の三原も含め、経験の浅い若手しかいない状況。ベテランとまではいかなくても、そこそこの経験を積んだ選手を獲れたらベストです。

ちなみに中国で武者修行していた松橋ですが、まったく出場機会を掴めていなかったため、いったん期限付き移籍を打ち切ったうえで、J3クラブへの再レンタルを模索中。

 

獲得候補:小泉 佳穂(仙台)

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現実の浦和では、リカルドロドリゲス政権のキーマンの一人となっていますね。

ゲーム内では出場機会を求めて仙台に完全移籍しています。

選手としてのピークを迎えている25歳。プロフェッショナルな性格もチームにとって貴重な財産になりそう。

仙台との契約も残り6ヶ月ですので、こちらもあわよくばフリー移籍で獲れないかな・・・などと淡い期待を。

 

CFW

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新加入のイスマイラと高田はともに及第点の活躍ぶりを披露。

ユース卒1年目の根本もめきめきと頭角を現しており、若手による高次元の争いが期待できそうなポジションとなっています。

一方、J3鳥取へレンタル移籍中の佐藤凌我は、ケガもあり思うような成長を見せられておらず。

ユースに在籍中の田端も本職はRWGであり、もう1枚軸となる選手を加えたいところ。

 

獲得決定!!:Rafael Furtado(←Concordia)

移籍金:50万円

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契約切れ間近でしたので、タダ同然の移籍金で獲得できたブラジル人FW。

決定力は「10」に留まっており、お世辞にも得点量産は期待できなさそうですが、

スピードとパワフルさを兼ね備えており、フォアザチームの精神も持っていそうですので、

Jリーグ向きの助っ人ではないかと考え、獲得に至りました。

なぜか「オーバーヘッドキックを狙う」とのプレイ特性も持っているところといい、

強化版アランピニェイロ的な選手なんじゃないかと勝手に妄想してる。

アランよりサッカーIQ高ければいいんだけど・・・

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アラン、母国に帰って元気にしているだろうか。

22歳とまだまだこれからの選手ではありますが、チームを更なる躍進に導いてほしいと期待しております。

 

さて、チームの中間点検、これにて終了!

まだまだ夏の移籍期間はこれからですが、補強自体は満足いくものとなりましたので、

あとは流出を防ぐのみ。

 

そして、次節東京ダービーには、

新加入選手2人のいきなりの起用も考えたりしています。

絶対に負けたくない戦い、博奕起用だろうとなんだろうと、少しでも能力の高い選手を起用したいところですからね。

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これが現状のベストメンバーになりそう。
Rafaelは「プレッシングFW」として起用予定。
イスマイラとの2トップはとにかく”ゴツい”。

ちなみに、2022年ユース加入選手の第一報が入りましたが、

今年も逸材のオンパレードとなりそうな予感。下部組織に恵まれたチームは、これだから楽しいのよねえ。

やっぱりFMの醍醐味は、新加入選手をどう使うか、どう育てるか、うんうん悩むところだよねえ!

今からワクワクが止まりません。

 

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ということで、今度こそ、

覚悟を決めてダービーマッチに臨んできたいと思います。

 

では。